GSX-Sシリーズに新たに加わった本格スポーツツアラー・GSX-S1000GTが2022年2月に発売された。スズキ自慢のスポーツネイキッド・GSX-S1000をベースに仕立てた俊足オールラウンドツアラーの気になる詳細を、初撮り写真とともに見ていこう!
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
スズキ「GSX-S1000GT」解説
GSX−S1000の俊敏さに高いツアラー適性をプラス
俊敏で豪快な高性能ネイキッドとして世界中のライダーに愛されてきたGSX-S1000が、2021年に初めてモデルチェンジ。そんな新型GSX-S1000をベースに、新世代スポーツツアラーとして登場したのがGSX-S1000GTだ。
GSX-S1000をルーツに持つ強力なエンジン、高剛性アルミフレームなどの基本メカニズムと、最新スペックの電子制御デバイスは「GSX-S1000」から受け継がれる。GTは長距離の高速走行でライダーの疲労を軽減する機能性とシャープなイメージを兼ね備えたフルカウルをはじめ、多機能な液晶メーターといった装備類、快適なポジション設定、タンデムや積載性に配慮したシート周り、振動の影響を抑えるハンドルマウントやラバー付きステップなど、全身にツアラー適性を高める造り込みを施すことで、「グランドツアラー」という車名通りの高いトータルバランスを実現している。
スズキ「GSX-S1000GT」カラーバリエーション
ボディカラーは3色の設定。色味の異なるブルー系を2色用意しているのが珍しい。車両価格はいずれも税込159万5000円となる。
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