文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
スズキ「GSX-S1000GT」各部装備・ディテール解説

GSX-R1000がルーツの998cc水冷直4エンジンは最高出力150PSを発揮、214kgの車体を苦もなく軽快に走らせる。

クラッチレバーを使わず、自然にスムーズなシフト操作ができる双方向クイックシフトシステムを標準装備している。

アグレッシブなサウンドが魅力のシャープなデザインのサイレンサーや、大型のエキゾーストチャンバーを備える排気系。

KYB製のΦ43mm倒立フロントフォークはフルアジャスタブル。ブレーキキャリパーはブレンボのラジアルマウントモノブロックタイプ。

アルミ製スイングアームはGSX -R1000譲り。リアサスペンションは圧側の減衰力とスプリングプリロードをセッティング可能。

GSX-S1000にも通ずる先鋭的デザインのアッパーカウル。左右のディフレクターを備える効果的なウインドスクリーンで高い防風性能を実現した。

ワイドなアップハンドルは、車体からの振動の影響を抑え、快適性を高めるためにフローティングマウント化されている。

6.5インチのフルカラーTFTメーター。3種類のSDMS、5段階のトラコンの選択モードを表示するのに加え、専用アプリ「SUZUKI mySPIN」をインストールしたスマートフォンと連携し、さまざまな機能を利用することができる。
メーターのバリエーション

黒ベースのナイトモードを手動または自動で切り替えられる。

連絡先、カレンダーなどの機能を搭載。サードパーティー製アプリでの機能拡張も可能だ。

「マップ」機能で現在地確認も可能。本格的なナビ機能はサードパーティー製アプリが必要。

ワイヤレスヘッドセットを介して、スマートフォンの音楽ライブラリの再生もできる。

左側ハンドルスイッチには、液晶メーター上での操作用の十字キーなどを備える。クルーズコントロールの速度調整に用いるスイッチも装備。

右側ハンドルスイッチはキルスイッチやハザードのほか、クルーズコントロールの動作スイッチも設けられている。

アッパーカウル側面のヘッドライト後方にダクトウイングを設けるなど、エアロダイナミクスの向上のための工夫が見られる。

液晶メーターパネルの左横には、スマートフォンなどさまざまな機器の充電・給電に用いるため、AタイプのUSBポートが装備されている。

シートはツアラーには必須の長距離走行時の快適性を追求。同時にポジション自由度の高さや、スポーティな雰囲気にも配慮。

タンデムシートを取り外すと、標準装備のETC2.0車載器が搭載されている。小物を収納できるスペースも存在。

先進的なイメージに見合ったスタイリッシュなテール周りの実現のため、薄くフラットなLEDタイプのテールランプを装着。
スズキ「GSX-S1000GT」純正アクセサリー紹介

サイドケースを装着すると、よりGTらしさを増す。これだけでタンデムでの泊まりがけロングツーリングを楽しめそうだ。

冬季の走行を快適にするグリップヒーター。全周タイプで左右セット。(税込2万9700円)

大型化されたハイスクリーン。ポリカーボネート製で色はクリア。(税込2万6400円)

樹脂サイドケースセットの容量は左右各36L、積載許容重量は各5kg。価格は左右セットで税込9万9000円。装着にはサイドケースブラケット(税込1万3200円)が必要となる。

サイドケース内には荷崩れを抑えるベルトが備わる。奥行きも充分で使いやすい形状だ。
【欧州の公式動画】GSX-S1000GT Features & Benefits | Suzuki
www.youtube.comスズキ「GSX-S1000GT」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2140×825×1215mm |
ホイールベース | 1460mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 226kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 73.4×59mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 150PS/11000rpm |
最大トルク | 105Nm/9250rpm |
燃料タンク容量 | 19L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25° |
トレール | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/50ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
メーカー希望小売価格 | 159万5000円(消費税10%込) |
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸