2018年に衝撃の復活を遂げた新生カタナが初のモデルチェンジを受け、2022年2月に国内でも発売された。ベースとなったGSX-S1000同様に、電子制御システムやエンジン、クラッチ関係のアップデートを受け、装備の充実が図られた円熟進化だ。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

スズキ「KATANA」2022年モデル|ライディングポジション・足つき性

シート高:825mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

画像: スズキ「KATANA」2022年モデル|ライディングポジション・足つき性

上体が起きている楽なポジションだが、快適さを優先したというより、ハンドルを抑え込む戦闘的な使い方にも対応したもの。ポジション自体の自由度も高い。足つき性は、体格によってシートが高く感じるかもしれない。

スズキ「KATANA」2022年モデル|各部装備・ディテール解説

画像: スタイリング自体はモデルチェンジした新型でも変わらない。新色のマットステラブルーメタリックの採用で新鮮なイメージに変身。

スタイリング自体はモデルチェンジした新型でも変わらない。新色のマットステラブルーメタリックの採用で新鮮なイメージに変身。

画像: スペックは変わらないが、細かな改良によってエンジン性能は大きく向上。アシスト&スリッパークラッチも装備された。

スペックは変わらないが、細かな改良によってエンジン性能は大きく向上。アシスト&スリッパークラッチも装備された。

画像: クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ、ダウンが行える、双方向クイックシフトシステムが標準装備される。

クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ、ダウンが行える、双方向クイックシフトシステムが標準装備される。

画像: 倒立フォークはアウターチューブの色がゴールドに変更された。新色のブルーのみホイールがゴールドになっている。

倒立フォークはアウターチューブの色がゴールドに変更された。新色のブルーのみホイールがゴールドになっている。

画像: 日本刀をイメージした、タンクからアッパーカウルにかけてのラインは、初代から受け継がれ続けるカタナらしいディテール。

日本刀をイメージした、タンクからアッパーカウルにかけてのラインは、初代から受け継がれ続けるカタナらしいディテール。

画像: 液晶メーターパネルには反転表示パネルを採用。2022年モデルでは、夜間走行時に見やすいアンバーのバックライトを採用。

液晶メーターパネルには反転表示パネルを採用。2022年モデルでは、夜間走行時に見やすいアンバーのバックライトを採用。

画像: スロットルは電子制御タイプを新たに採用。右側スイッチボックスにはキルスイッチをはじめ、始動やハザードボタンを装備。

スロットルは電子制御タイプを新たに採用。右側スイッチボックスにはキルスイッチをはじめ、始動やハザードボタンを装備。

スズキ「KATANA」2022年モデル|主なスペック・価格

全長×全幅×全高2130×820×1100mm
ホイールベース1460mm
最低地上高140mm
シート高825mm
車両重量215kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク73.4×59.0mm
圧縮比12.2
最高出力110kW(150PS)/11000rpm
最大トルク105N・m(10.7kgf・m)/9250rpm
燃料タンク容量12L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜
トレール量100mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・190/50ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格160万6000円(消費税10%込)

文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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