ヤマハ発動機は2022年4月12日、排気量688ccのネイキッドスポーツ「MT-07 ABS」の2022年モデルを発表した。
ヤマハ「MT-07 ABS」2022年モデルの特徴
「MT-07 ABS」は、近年のヤマハが広く取り入れているクロスプレーン・コンセプトに基づいて開発された、270 度クランクを採用する688cc水冷並列2気筒エンジンをコンパクトなボディに搭載。
そんなエンジンと車体の組み合わせで実現された扱いやすく俊敏な走りに加え、ストリートで映えるスポーティで機能的なデザイン、そして優れたコストパフォーマンスを兼ね備えることで、用途やシーンを選ばず、幅広い層のライダーが楽しめるモデルとして根強い人気となっている。
今回発表された2022年モデルの「MT-07 ABS」は、メカニズムやスタイリングに関しては定評のあった2021年モデルのものを受け継いでいて、諸元についても変更はない。
ヤマハ「MT-07 ABS」2022年モデルのカラー・価格・発売日
変更点はカラーリングとグラフィック。最新のトレンドを取り入れたMTシリーズを象徴するモダンなデザインであるグレー、フラッグシップスーパースポーツの「YZF-R1」を連想させ、高いパフォーマンスを感じさせるブルー、シンプルでシリアスなイメージを表現したマットダークグレーの3タイプが揃う。
発売日は2022年5月25日の予定で、税込価格は81万4000円とされている。
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ヤマハ「MT-07 ABS」2022年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 2085×780×1105mm |
ホイールベース | 1400mm |
シート高 | 805mm |
キャスター角 | 24.5° |
トレール | 90mm |
車両重量 | 184kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 688cc |
ボア×ストローク | 80×68.5mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 73PS/8750rpm |
最大トルク | 6.8kg・m/6500rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 13L |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
まとめ:小松信夫