文:河野正士/写真:松川 忍
ハーレーダビッドソン「ナイトスター」各部装備・ディテール解説

可変バルブタイミング機構付き挟角60度のDOHC水冷V型2気筒エンジン/レボリューションマックス975Tは、ボア/ストロークともにスポーツスターSから減らし、排気量は277㏄少ない975㏄とした。エキゾーストパイプの取り回しを変更したことでV型エンジンがよく見え、それが強調されている。

H-Dのダートトラックマシン/XR750をモチーフにした2本出しアップマフラーを採用したスポーツスターSに対し、ナイトスターは2-in-1タイプを採用。

駆動系はスポーツスターSと同じベルトドライブ。減速比も変わらない。スイングアームはトレリスタイプのスポーツスターSから、シンプルな構造となった。

フロントフォークはΦ41mmSHOWA製デュアルベンディングバルブ。サテンブラック仕上げの19インチ・アルミキャストホイールを装着する。

リアサスペンションはリンクを介さないツインタイプのサスペンションを装備。スイングアームも長くなり、それにともないホイールベースも長くなっている。

ヘッドライトを含めすべての灯火器類はLED化。そのヘッドライトにはエアインテークをデザインしたビキニカウルをセット。ハンドルはやや広めのバータイプ。

バーハンドルの中央に直径4インチの針式スピードメーターをセット。

スピードメーターの中央には液晶ディスプレイがあり、さまざまな情報を表示する。

燃料タンクはシート下に移設。一般的な燃料タンク位置にはエアクリーナボックスを配置。スポーツスターのアイコンであるピーナッツタンク型にデザイン。

燃料タンクはスイングアームとの間のシート下に配置。横開きするシートを開けると給油口が顔を出す。ライダーは降車する必要があるがアプローチは簡単。

シングルシートが標準でタンデムシートはオプション。クランクケース脇に配置されたステップ位置と合わせて、リラックスしたライディングポジションが可能。

ミラーはグリップエンドタイプを採用。キーレス仕様であり、メインスイッチのON/OFFやエンジン始動、モード変更はこの右スイッチボックスで行う。

通常の操作に加え、各種セッティング用のメニューボタンも、左スイッチボックスに用意されている。クラッチはワイヤー式。レバーは調整機構付きだ。