ヤマハのネイキッドスポーツ・MTシリーズの125ccバージョンである「MT-125」のヨーロッパ向け2023年モデルが2022年10月25日に発表された。
ヤマハ「MT-125」2023年モデル・欧州仕様車の特徴
欧州で販売中の125ccスポーツ「MT-125」が進化
「MT-125」は「MT-10」を頂点とするヤマハのネイキッドスポーツ・MTシリーズの最小排気量モデル。125ccモデルとはいえ、スポーティでストリート感覚あふれるスタイリングや、軽快なハンドリングと力強いエンジンを組み合わせという、MTシリーズらしい魅力的な基本コンセプトはそのまま。
2023年モデルの「MT-125」では、同時に発表された「MT-07」と同様に、フルカラー液晶を使用した5インチサイズの多機能液晶メーターを新たに搭載。メーターユニットそのものは「MT-07」と基本的に同じものを使用しているが、表示モードは1種類のみ。ただし、スマートフォンとの連携で利便性を高めるMyRideアプリには対応している。
「MT-125」に搭載されている可変バルブ機構・VVAを採用することでパワフルな特性を備える124cc水冷単気筒エンジン自体は従来モデル同様。ただし2023年モデルでは、新たにトラクションコントロールシステムが追加され、幅広い状況で安全なライディングが可能となった。
ヤマハ「MT-125」2023年モデル・欧州仕様車のカラーバリエーション
ボディカラーは3タイプをラインナップ。基本的に「MT-07」と同じ配色のシアンストーム、アイコンブルー、テックブラックだ。
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ヤマハ「MT-125」2023年モデル・欧州仕様車の公式動画
ヤマハ「MT-125」2023年モデル・欧州仕様車の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1960×800×1065mm |
ホイールベース | 1325mm |
シート高 | 810mm |
キャスター角度 | 26° |
トレール | 95mm |
車両重量 | 142kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52×58.6mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 11kW/10000rpm |
最大トルク | 11.5Nm/8000rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 11L |
タイヤサイズ(前・後) | 100/80-17・140/70-17 |
ブレーキ形式(前・後) | φ292mmディスク・φ220mmディスク |
まとめ:小松信夫