ヤマハ「XSR125」欧州仕様・2023年モデルの特徴
ヤマハ・XSRシリーズの末弟に、伝統的カラーが登場
ヤマハ「XSR125」は、2021年5月にヨーロッパで登場したニューモデル。日本では原付二種クラスの希少なヘリテイジスポーツとなるため、発表当時から国内での販売も期待されていたが、実現はしていない。
エンジンは水冷4スト単気筒、総排気量124cc。最高出力は11kW(約15PS)、最大トルクは11.5Nm(約1.17kg-m)を発揮。この数値は日本で販売されてる原付二種クラスと比べてもトップレベルだ。
倒立フォークやLEDヘッドライト、多機能液晶メーターなど装備も充実。スタイリングはXSR700やXSR900に通ずるスポーティながらクラシカルさも感じさせるもの。ホイールサイズは前後17インチ。
2023年モデルは、カラーバリエーションの変更となる。新色の「ヘリテイジホワイト」「ヤマハブルー」と、既存色「インパクトイエロー」の計3色をラインナップ。
「ヘリテイジホワイト」は、RZ250などを彷彿させるヤマハ伝統の赤・白・黒で構成。「ヤマハブルー」は、新型XSR900とリレーションシップを図ったかのようで、通称“ゴロワーズカラー”を想わせる。
なお現時点で、ヤマハ発動機はこの「XSR125」2023年モデルの国内販売等に関するアナウンスは発していない。
ヤマハ「XSR125」欧州仕様・2023年モデルのカラーバリエーション
ヘリテイジホワイト
ヤマハブルー
インパクトイエロー
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ヤマハ「XSR125」欧州仕様・2023年モデルの公式動画・写真
ヤマハ「XSR125」欧州仕様・2023年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 1960×800×1065mm |
ホイールベース | 1330mm |
最低地上高 | 160mm |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 140kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.0×58.6mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 11.0kW/10000rpm |
最大トルク | 11.5Nm/8000rpm |
燃料タンク容量 | 11L |
キャスター角 | 26゜ |
トレール量 | 95mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-17・140/70-17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ267mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
まとめ:西野鉄兵