ロイヤルエンフィールド「スーパーメテオ650」の特徴
ロイヤルエンフィールドのラインナップでもっとも長距離・長時間走行に適したモデル
1901年に創業し、イギリスをルーツとするバイクメーカー・ロイヤルエンフィールドは近年、650cc・411cc・350ccクラスのモデルを製造工場のあるインドをはじめ、世界各国で展開。日本でもさまざまな車種が販売されている。
EICMA2022で新たに発表されたのは、クルーザーモデルのフラッグシップ車となる「スーパーメテオ650」シリーズだ。
搭載されるエンジンは、既存モデル「INT650」や「コンチネンタルGT650」にも搭載されている排気量648cc・空冷4スト並列2気筒エンジンをベースとしている。
機種はスタンダードの「スーパーメテオ650」とロングスクリーンやバックレストなどを備えた「スーパーメテオ650ツアラー」の2タイプ。
当シリーズに関し、ロイヤルエンフィールドの最高経営責任者(CEO)であるB・ゴヴィンダラヤン氏は次のように述べている。
「650パラレルツインエンジンプラットフォームの開発当初から、私たちは真のハイウェイクルーザーを設計・製造するという明確な意思を持っていました。当初の想定よりも時間がかかってしまいましたが、ようやく実現することができたことを大変うれしく思っています。このツインエンジンは、INT650やコンチネンタルGT650の世界的な大成功の核となったもので、このプラットフォームが、新しいクルーザーとして、ロイヤルエンフィールドの新しい顧客を世界中に創り出すと確信しています」
満を持してロングツーリングに適したモデルを開発したということだろう。燃料タンク容量は15.7L。ホイール径は前19・後16インチ。アップライトなハンドルによって、リラックスした乗車姿勢がとれる。長時間の走行も快適そうだ。シート高は740mmで、足つき性のよさも特長といえる。
今回は、2023年までにアジア太平洋地域で順次発売予定とだけ発表された。カラーバリエーションは2機種・計7色を用意。日本市場への導入モデル・時期・販売価格に関しては未定だ。
【アンケート】 あなたはどちらのモデルが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ロイヤルエンフィールド「スーパーメテオ650」の公式動画・写真
ロイヤルエンフィールド「スーパーメテオ650」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2260×890×1155mm |
ホイールベース | 1500mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 740mm |
車両重量 | 241kg(燃料90%時) |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 648cc |
ボア×ストローク | 78.0×67.8mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 34.6kW(47PS)/7250rpm |
最大トルク | 52.3N・m/5650rpm |
燃料タンク容量 | 15.7L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19M/C 57H・150/80 B16M/C 71H |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ300mmシングルディスク |
まとめ:西野鉄兵