文:ハッチャケ黒助/写真:南 孝幸
ハッチャケ黒助
月刊『オートバイ』編集部・通称:ハチ黒
往復120kmの遠距離通勤を20年以上も続けている、下道をこよなく愛すゲ道野郎。マニアックなバイクが大好きで現在7台所有する。写真左のスズキ・アドレス125は、新車で購入してから2年3カ月、 6万5000kmで天国に旅立ったハチ黒の元相棒。新たな相棒はホンダ新型クロスカブ110だ!
1日120kmのバイク通勤生活を20年以上継続、過去の相棒たちを紹介
スクーターを諦め〝世界のカブ〟に乗り換え
スクーターで遠距離通勤は無理なのか……往復120kmの遠距離通勤を始めてからすでに20年以上が経過した。この間に通勤用として購入した車両は、スクーター5台にバイク2台。スクーターはスズキ・スカイウェイブの250、400、650。ホンダPCX150、スズキ・アドレス125。そしてバイクはホンダ・XR250とスズキDR-Z400SM。
スクーターは全て60000km前後でエンジントラブルが原因で乗り換えてきた。「メンテしてなんじゃないの?」って声も聞かれそうだが、オイルは2000kmごと、駆動系のベルト、ウエイトローラー、スライドピースは20000kmごとに交換していた。先日まで乗っていたアドレス125は過保護なくらいにメンテナンスしたのに、目指せ10万kmの夢は断たれてしまった。
その反面、XR250は現在72000km、DR-Z400SMは60000kmだがいまだに絶好調。やっぱり高回転で走り続けるスクーターは不利なのか。ということでスクーターは諦めることにして、人生初の「世界のカブ様」を通勤パートナーにチョイスした! カブといっても大人気の「クロスカブ110」だぜ! カスタムパーツも豊富にあるし、燃費性能にも優れ、何しろ壊れない。この言葉を信じてクロスカブで10万kmを目指すことにした!
新たな相棒はホンダ新型「クロスカブ110」、カスタムの夢もふくらむ
カスタムパーツが豊富にあるって楽しいね
そもそもクロスカブ110を購入した理由だけど、これまでに何回か乗って実に良くできたバイクなのは知っていたし、キャストホイールの現行型になってからさらに完成度が増し、カスタムパーツが豊富にあるのが決め手だね。アドレスはいいバイクだったけど、ほとんどアフターパーツがなかったんだよね…。
今後は遠距離通勤を快適にしてくれるパーツをどんどん装着してみたい。まずはスクリーン! 雨天や真冬でも毎日通勤で乗るわけだから、防雨と防風性能は欠かせない。そしてデカいリアボックス。アドレス125にはヘルメットが2個も入る大型の50Lボックスを装着していたから、これより小さいサイズには戻れない。
次はシート、すでにクロスカブで通勤しているけど、50分ぐらいで尻が痛くなる。片道1時間40分も乗るのでシートの快適性はとても重要だ。それから、純正のリアショックはとても乗り心地が良いから、あえて交換しなくてもと思うのだが、とりあえず市販品の性能も知りたいので、そのうち交換。そしてタイヤ、林道ツーリングにも行きたいのでIRCのGP-22というオフチックなタイヤが気になる!
やっぱりカスタムパーツがたくさんあるモデルは、購入してからが楽しいね。