文:小松信夫、オートバイ編集部
ホンダ「XL750 トランザルプ」特徴
オンもオフも走破できてタフに使える「旅の相棒」
ホンダの本格アドベンチャー、CRF1100Lアフリカツインの弟分とも言える、新世代のミドルアドベンチャーとして復活したXL750トランザルプ。「日常の扱いやすさと、ツーリングでの快適性の両立」「舗装路での軽快さとダート走破性の両立」「冒険心を掻き立てる豊富な装備」が開発コンセプトだ。
スロットルバイワイヤ、ユニカム4バルブヘッド、270度クランクなどを採用する新型の755cc水冷並列ツインエンジンは、最新スペックのライディングモードも備える。フロント21インチ、リア18インチ径ホイールなど、車体はオフロード向けの構成。アドベンチャーらしい航続距離を確保するためのビッグタンクはもちろん、TFTカラー液晶メーターやスマートフォンボイスコントロールも標準装備される。国内仕様の導入も予定されているので、期待したい。
ホンダ「トランザルプ」初代モデル
トランザルプの初代モデル。市街地から高速道路、峠道やダートまで、オールラウンドにツーリングを楽しめるように設計開発。エンジンは583cc水冷Vツイン、ストロークの長いサスや空力特性に優れるカウルなどが特徴。日本では1987年に300台限定で販売された。
ホンダ「XL750 トランザルプ」カラーバリエーション
欧州では3色のボディカラーが発表された。
ロスホワイト(トリコロール)
マットイリジウムグレーメタリック
マットバリスティックブラックメタリック
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