スズキ「アヴェニス125」特徴

SUZUKI Avenis 125
総排気量:124cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:780mm
車両重量:107kg
発売日:2022年10月21日(金)
税込価格:28万4900円
元気のいい走りっぷりで「通勤快速」らしい一台
約20年ぶりに日本に復活したアヴェニスは、フレームの基本骨格やパワーユニットを新型アドレス125と共有するモデルだが、外装は直線基調のシャープなものに仕上げられている。そのルックス通り、キャラクターはアドレスより元気のいいもので、ECMのセッティングなどを変えてアドレスよりも加速性能を高めた仕様としている。とはいえ、40〜60km/hで流しているときの回転数は抑えられていて、常用速度でのスムーズさと静粛性はアドレス同様、文句なしのレベルだ。
アドレスとの違いを最も感じるのがポジション。シートに大きめの段差が付いていて、軽い前傾ポジションを取るとスクーターとは思えないダイレクトさで小気味よく向きを変えてくれる。車体はアドレスよりもリア周りの剛性感があり、全体にスポーツライク。「通勤快速」らしい仕上げが光る一台だ。
スズキ「アヴェニス125」カラーバリエーション
ボディカラーは、「パールミラージュホワイト/マットフィブロイングレーメタリック(A8D)」「マットフィブロイングレーメタリック/ラッシュグリーンメタリック(CC8)」「グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2(KGL)」の全3色。

パールミラージュホワイト/マットフィブロイングレーメタリック(A8D)

マットフィブロイングレーメタリック/ラッシュグリーンメタリック(CC8)

グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2(KGL)
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スズキ「アヴェニス125」注目ポイント

シート下のトランク容量は21.5L。フルフェイスなどの収納は厳しいが、荷物を入れておくには十分な容量だ。

エンジンは排気量124ccの空冷単気筒。フリクション低減など高い効率を追求した「SEP」ユニットを搭載する。

ホイールはフロント12インチ、リア10インチを採用。前後連動のコンバインドブレーキやリアブレーキのレバーロック機構も搭載。

液晶パネルを用いたスポーティなデザイン。エコドライブインジケーターなど多彩な機能を備えているのもポイントだ。

左側にふた付きのインナーボックス、右側にオープンタイプのフロントインナーラックを配置して使い勝手を高めている。
スズキ「アヴェニス125」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1895×710×1175mm |
ホイールベース | 1265mm |
最低地上高 | 160mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 107kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.5×57.4mm |
圧縮比 | 10.3 |
最高出力 | 6.4kW(8.7PS)/6750rpm |
最大トルク | 10.0N・m(1.0kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 5.2L |
変速機形式 | Vベルト式無段変速 |
キャスター角 | 26°30' |
トレール量 | 89mm |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-12 44J・90/100-10 53J |
ブレーキ形式(前・後) | 油圧式シングルディスク・機械式ドラム |
乗車定員 | 2人 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 54.3km/L(クラス1)1名乗車時 |
製造国 | インド |
メーカー希望小売価格 | 28万4900円(消費税10%込) |
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸