カワサキモータースジャパンは2023年3月8日、「Z H2 SE」の2023年モデルを発表した。4月8日に発売される。
カワサキ「Z H2 SE」2023年モデルの特徴
カワサキ「Z H2」は2019年10月の東京モーターショーで世界初公開された。スーパーチャージドエンジンを搭載したネイキッドバイクの誕生とあり、大きな話題となった。
その後2020年4月に発売、そして2021年4月には初の上級グレードモデル「Z H2 SE」がデビュー。KECS(カワサキ電子制御サスペンション)や、ブレンボ製のマスターシリンダーとStylemaモノブロックキャリパーを組み合わせたフロントブレーキを採用している。
今回発表されたのは「Z H2 SE」の2023年モデル。令和2年排出ガス規制に対応し、型式および型式指定・認定番号が変更された。それに伴って燃料消費率も変更されている(WMTCモード値は従来の16.9km/Lから17.1km/Lになった)。
同時にボディカラーも変更された。新色の「メタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー」1色の設定となる。
車両価格は従来の220万円から新価格225万5000円に改定(いずれも税込)。2023年モデルの発売日は2023年4月8日。
カワサキ「Z H2 SE」2022年・2023年モデルの比較
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カワサキ「Z H2 SE」2023年モデルの主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2085×815×1130mm |
ホイールベース | 1455mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 241kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 76×55mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 147kW(200PS)/11000rpm |
最大トルク | 137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm |
燃料タンク容量 | 19L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.9° |
トレール | 104mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ260mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 225万5000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵