ベスパのフラッグシップ「GTS」シリーズがモデルチェンジ！ 2023年型のGTS300とGTS150はキーレスシステムを採用

ベスパ新型「GTS」シリーズは4モデルの展開

さまざまなスクーターを展開するイタリアのバイクブランド・ベスパ。伝統のデザインが受け継がれ装備も充実した「GTS」シリーズはフラッグシップモデルとなる。

新型「GTS」シリーズは、排気量278ccの「GTS 300 スーパーテック」「GTS 300 スーパースポーツ」、排気量155ccの「GTS 150 スーパー」「GTS 150 クラシック」の計4バリエーションをラインナップ。

いずれも全面スチール製のボディに水冷単気筒エンジンを搭載。ホイール径は前後12インチとなる。新型はキーレスシステムが全車に採用された。さらに「GTS 300 スーパーテック」はTFTカラー液晶メーターを採用。そのほかのモデルも新型メーターが搭載されている。

受注はすべて2023年5月9日に開始され、デリバリーは6月頃から順次の予定。

ベスパ新型「GTS 300 スーパーテック」の特徴

「GTS 300 スーパーテック」は、GTSシリーズの中で最高峰の位置づけとなるモデル。独特なサテンクロームグレー仕上げのボディパーツや、ダイヤモンドカット仕上げが美しいグラファイトカラーのホイール、専用グラフィックの描かれたシェードなどが特徴。

ボディカラーはクォーツグレーとディープブルーの2色をラインナップ。価格は税込91万3000円。

【写真15枚】Vespa GTS 300 SuperTech15

ベスパ新型「GTS 300 スーパースポーツ」の特徴

もっともスポーティなデザインの「GTS 300 スーパースポーツ」。グラファイトカラーのホイールに加え、ボディ細部のパーツがブラック仕上げで統一されており、力強いスタイルに仕上がっている。レッグシールド中央のベスパを象徴するステアリングコラムカバーは、カーボン風仕上げだ。

ボディカラーはオリーブグリーン、イノチェンツァホワイトの2色。価格は税込88万円。

【写真15枚】Vespa GTS 300 SuperSport15

ベスパ新型「GTS 150 スーパー」の特徴

155ccの水冷単気筒エンジンを搭載する「GTS 150 スーパー」。クロームメッキパーツとブラック仕上げのパーツを巧みに合わせ、上質感も高い。シートのパイピングなど細部までこだわりが感じられる。

ボディカラーはイノチェンツァホワイト、パッショーネレッドの2色設定。価格は税込64万9000円。

【写真9枚】Vespa GTS 150 Super9

ベスパ新型「GTS 150 クラシック」の特徴

「GTS 150 クラシック」はサッビアベージュとリラックスグリーンの2色の展開となる。落ち着いたボディカラーにグレーのシート、ホイール、グリップラバーなどを組み合わせたシックな一台。価格は税込税込64万9000円。

【写真11枚】Vespa GTS 150 Classic11

ベスパ「GTS 300 スーパーテック」「GTS 300 スーパースポーツ」の主なスペック・製造国・価格

ベスパ「GTS 150 スーパー」「GTS 150 クラシック」の主なスペック・製造国・価格

まとめ：西野鉄兵