ホンダ「イーエムワン イー」の特徴
ホンダで国内初の個人向け電動スクーター
ホンダは2020年に「ベンリィ e:」、2021年に「ジャイロ e:」・「ジャイロキャノピー e:」といった電動スクーターを立て続けに発売した。ただいずれのモデルも当初は法人向けの販売にとどまっていた。
今回発表された「EM1 e:」は、ホンダ車としては国内で初めての一般ユーザー向け電動スクーターとなる。
動力用電源となるのは、先に発売された3シリーズと同じく交換式バッテリーの「Honda Mobile Power Pack e:」。後輪にコンパクトなインホイールモーターを搭載している。一充電あたりの走行距離は53km(30km/h定地走行テスト値)。道路運送車両法上の第一種原動機付自転車に分類される。
シート下にはバッテリーを搭載するスペースのほか、小物の収納が可能。500mlのペットボトルが入るフロントインナーラックも備わる。買い物や通勤通学で使うスクーターとしては欠かせないコンビニフックも搭載。さらにUSB電源ソケットも標準装備されている。灯火類はすべてLEDだ。
ボディカラーは「パールサンビームホワイト」と「デジタルシルバーメタリック」の全2色。
価格は車両本体と「Honda Mobile Power Pack e:」(バッテリー)1個と「Honda Power Pack Charger e:」(充電器)1個がセットで税込29万9200円。車両のみは、税込15万6200円となる。全国のHonda二輪EV取扱店で2023年8月24日に発売される。
ホンダ「イーエムワン イー」のカラーバリエーション
パールサンビームホワイト
デジタルシルバーメタリック
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ホンダ「イーエムワン イー」の走行動画
ホンダ「イーエムワン イー」の主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 1795×680×1080mm |
ホイールベース | 1300mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 740mm |
車両重量 | 92kg |
原動機形式・種類 | EF16M・交流同期電動機 |
定格出力 | 0.58kw |
最高出力 | 1.7kW(2.3PS)/540rpm |
最大トルク | 90N・m(9.2kgf・m)/25rpm |
動力用バッテリー | Honda Mobile Power Pack e: 1個 |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-12 44J・100/90-10 56J |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラム |
製造国 | 中国 |
メーカー希望小売価格 | 車両・バッテリー・充電器のセット:税込29万9200円 |
車両のみ:税込15万6200円 | |
Honda Mobile Power Pack e:(バッテリー):税込8万8000円 | |
Honda Power Pack Charger e:(充電器):税込5万5000円 |
まとめ:西野鉄兵