KTMが誇る本格スーパースポーツ「RC125」。シャシーを新作すると同時にスタイリングを一新し、2022年にフルモデルチェンジ。2023年モデルでは、GPマシンをイメージしたグラフィックをまとった「RC125 GP」も追加された。
KTM「RC125」特徴
戦闘力を大きく向上した最新鋭スーパースポーツ
KTMが誇るスーパースポーツ、RCシリーズの末弟として2014年に登場したRC125。初代のRC125はスポーツネイキッドの125 DUKEとエンジンやシャシーなどのメカニカルコンポーネントを共有し、それにエッジの効いた、独創的なデザインのフルカウルを組み合わせたモデルで、本格スーパースポーツとして人気を博した。
そのRC125が久々のモデルチェンジを果たしたのが2022年。MotoGPやMoto3での活躍で蓄積してきたノウハウを活かして生まれ変わった意欲作だ。125 DUKEとエンジンを共有するのは先代同様だが、トレリス構造のメインフレームは新設計され、スタイリングも大きく進化。高速域での空力特性を意識したものとなった。軽量化を徹底して追求した車体はフレーム単体で1.5kgもの軽量化を実現している。
エンジンはクラストップレベルの15PSを発揮するDOHCシングル。足回りも軽量な新作ホイールを採用するなど、走りのポテンシャルはこのクラスでも随一。高回転まで回して楽しむ、ライトウエイトスポーツの醍醐味が詰まった1台だ。
KTM「RC125」モデルバリエーション
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KTM「RC125」各部装備・ディテール解説
KTM「RC125」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | NA |
ホイールベース | 1343mm±15.5mm |
最低地上高 | 158mm |
シート高 | 824mm |
車両重量 | 約147kg(燃料除く) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124.7cc |
ボア×ストローク | 58×47.2mm |
圧縮比 | 12.8 |
最高出力 | 11kW(15PS)/10000rpm |
最大トルク | 12N・m(1.22kgf・m)/7500rpm |
燃料タンク容量 | 13.7L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70ZR17・150/60ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ230mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 65万円|GPは65万9000円(消費税10%込) |
レポート:オートバイ編集部