トライアンフ「スピード400」「スクランブラー400X」の特徴
398ccの水冷単気筒エンジンを搭載した2台のモダンクラシックモデルが誕生
「スピード400」「スクランブラー400X」の2台は、英国ヒンクレーで企画・設計された完全な新型車となる。エンジンは、新開発された水冷4ストDOHC4バルブ単気筒。排気量は398ccで、日本では普通自動二輪免許を所持していれば運転可能だ。
最高出力は40PS(29kW)。6速ミッションを採用。ライドバイワイヤースロットル、トラクションコントロール、トルクアシストクラッチなど先進装備も充実している。
両モデルともに新型フレーム、Φ43mm倒立式フロントフォーク、外部リザーバー付きモノショック式リアサスペンションユニットを採用。「スピード400」は前後17インチのホイールを装着、「スクランブラー400X」のホイール径は前19・後17インチとなる。どちらもブレーキは前後ABS付きのシングルディスク。「スクランブラー400X」はABSをオフロードモードに切り替えることもできる。
それぞれロードスター、スクランブラーというコンセプト・外観に合わせるようにディメンションは調整されている。シート高は「スピード400」が790mm、「スクランブラー400X」は835mm。
灯火類はすべてLEDで、メーターは新設計のデジタル・アナログ混合タイプを搭載。USBタイプCの充電ソケットが使いやすい位置に標準装備されている。
両モデルは2023年7月にインドで先行発売され、年末頃には日本を含む世界すべての市場で販売が開始される予定。価格については、じきに発表される見込みだ。
トライアンフ「スピード400」のカラーバリエーション
カーニバルレッド
カスピアンブルー
ファントムブラック
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トライアンフ「スクランブラー400X」のカラーバリエーション
マットカーキ/フュージョンホワイト
カーニバルレッド/ファントムブラック
ファントムブラック/シルバーアイス
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トライアンフ「スピード400」「スクランブラー400X」の写真
トライアンフ「スピード400」「スクランブラー400X」の主なスペック
※《 》内は、スクランブラー400X
全長×全幅×全高 | 2055×795×1075《2115×825×1190》mm |
ホイールベース | 1375《1420》mm |
シート高 | 790《835》mm |
車両重量 | 171《180》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 398cc |
ボア×ストローク | 89.0×64.0mm |
圧縮比 | 12 |
最高出力 | 29kW(40PS)/8000rpm |
最大トルク | 38N・m/6500rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.6゜《23.2°》 |
トレール量 | 102《108》mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70 R17《100/90 R19》・150/60 R17《140/80 R17》 |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
まとめ:西野鉄兵