デビューからいまだに人気の衰えぬベストセラー、Z900RSに特別な1台が登場した。それがこの「イエローボールエディション」。火の玉カラーと並ぶ人気のイエローボールカラーに、往年のZ1を思わせるパーツを組み合わせた、人気沸騰が確実な新型だ!
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

カワサキ「Z900RS イエローボールエディション」特徴

画像: Kawasaki Z900RS Yellow Ball Edition 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:800mm 車両重量:216kg 発売日:2023年7月15日 税込価格:156万2000円

Kawasaki Z900RS Yellow Ball Edition

総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm
車両重量:216kg

発売日:2023年7月15日
税込価格:156万2000円

Z1のDNAを感じさせる由緒正しきカラーリング

2017年のデビュー以来、高い人気をキープしているカワサキのZ900RS。Z1を思わせる優美なフォルムには往年のカラーがよくマッチしていて、登場以来、折に触れ往年のZ1に採用されたカラーグラフィックが導入されてきた。

主だったところで言うと、デビュー時と2022年のZ50周年アニバーサリー時には「火の玉」カラーが採用されたし、2019年には「タイガー」カラーが、2022年にはオーリンズなどを装備したSEに「イエローボール」カラーが採用されている。

画像: カワサキ「Z900RS イエローボールエディション」特徴

今回のイエローボールエディションは、ベース色を1973年当時を思わせるキャンディグリーンとしているのが特徴で、合わせてエンブレム類もレトロなデザインに変更している。スタンダードとの価格差は+7万7000円だ。

イエローボールのルーツ

画像: イエローボールのルーツ

Z1のイエローボールは欧州仕様のみだった

Z1が登場した翌年の1973年に登場したカラーリングが「イエローボール」の元祖。欧州向けとしてグリーンにイエローのグラフィックが採用され、グラフィックパターンがいわゆる「ファイアーボール」と同じだったことから「イエローボール」と呼ばれた。

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