デビューからいまだに人気の衰えぬベストセラー、Z900RSに特別な1台が登場した。それがこの「イエローボールエディション」。火の玉カラーと並ぶ人気のイエローボールカラーに、往年のZ1を思わせるパーツを組み合わせた、人気沸騰が確実な新型だ!
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
カワサキ「Z900RS イエローボールエディション」特徴
Z1のDNAを感じさせる由緒正しきカラーリング
2017年のデビュー以来、高い人気をキープしているカワサキのZ900RS。Z1を思わせる優美なフォルムには往年のカラーがよくマッチしていて、登場以来、折に触れ往年のZ1に採用されたカラーグラフィックが導入されてきた。
主だったところで言うと、デビュー時と2022年のZ50周年アニバーサリー時には「火の玉」カラーが採用されたし、2019年には「タイガー」カラーが、2022年にはオーリンズなどを装備したSEに「イエローボール」カラーが採用されている。
今回のイエローボールエディションは、ベース色を1973年当時を思わせるキャンディグリーンとしているのが特徴で、合わせてエンブレム類もレトロなデザインに変更している。スタンダードとの価格差は+7万7000円だ。
イエローボールのルーツ
Z1のイエローボールは欧州仕様のみだった
Z1が登場した翌年の1973年に登場したカラーリングが「イエローボール」の元祖。欧州向けとしてグリーンにイエローのグラフィックが採用され、グラフィックパターンがいわゆる「ファイアーボール」と同じだったことから「イエローボール」と呼ばれた。