RZ250が衝撃をもって迎えられた翌年、今度は排気量をアップしたRZ350が登場。2ストらしい、強烈な伸びのあるパワーと軽量な車体で、当時の大型車と互角に渡り合えるパフォーマンスを発揮し「ナナハンキラー」と呼ばれるのである。

ヤマハ「RZ350」各部装備・ディテール解説

画像: 全長×全幅×全高:2080×740×1085mm|ホイールベース:1365mm|シート高:785mm

全長×全幅×全高:2080×740×1085mm|ホイールベース:1365mm|シート高:785mm

画像: 排気量100ccアップの効果は大きく、最高出力は当時の400ccスポーツに並ぶ45PSを発揮。トルクも増して扱いやすさも向上した。

排気量100ccアップの効果は大きく、最高出力は当時の400ccスポーツに並ぶ45PSを発揮。トルクも増して扱いやすさも向上した。

画像: テーパー形状のサイレンサーを持つ、多段膨張式のチャンバーや独特なデザインのキャストホイールは250と同じデザイン。

テーパー形状のサイレンサーを持つ、多段膨張式のチャンバーや独特なデザインのキャストホイールは250と同じデザイン。

画像: 350はフロントダブルディスク。シングルディスクのRZ250をダブルディスク化するカスタムが当時流行した。

350はフロントダブルディスク。シングルディスクのRZ250をダブルディスク化するカスタムが当時流行した。

画像: RD350LCとして海外で販売されたのち、国内でも市販開始。ブルーのグラフィックは2021年モデルのXSR700でオマージュされた。

RD350LCとして海外で販売されたのち、国内でも市販開始。ブルーのグラフィックは2021年モデルのXSR700でオマージュされた。

画像: 中央にインジケーター類を集中配置した、左右対称デザインのメーター。タコメーターの下部には水温計を配し、レッドゾーンは9500rpmから。

中央にインジケーター類を集中配置した、左右対称デザインのメーター。タコメーターの下部には水温計を配し、レッドゾーンは9500rpmから。

画像: 中央に四角いワディングを配したフラットなシートは250と同様のタイプ。クッションも厚く、ロングランも快適にこなせる。

中央に四角いワディングを配したフラットなシートは250と同様のタイプ。クッションも厚く、ロングランも快適にこなせる。

画像: 市販レーサーTZをイメージしたテールカウル。タンデムベルトを装備していたが、メッキ仕上げのグラブバーも標準装備された。

市販レーサーTZをイメージしたテールカウル。タンデムベルトを装備していたが、メッキ仕上げのグラブバーも標準装備された。

ヤマハ「RZ350」主なスペック

全長×全幅×全高2080×740×1085mm
ホイールベース1365mm
最低地上高170mm
シート高785mm
車両重量143kg(乾燥)
エンジン形式水冷2スト・ピストンリードバルブ並列2気筒
総排気量347cc
ボア×ストローク64×54mm
圧縮比6.2
最高出力45PS/8500rpm
最大トルク3.8kgf・m/8000rpm
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量16L
変速機形式6速リターン
キャスター角26°50'
トレール101mm
タイヤサイズ(前・後)3.00S18-4PR・3.50S18-4PR
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・ドラム

まとめ:オートバイ編集部

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