文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:柴田直行
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」ライディングポジション・足つき性
シート高:720mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

シート高は低めで足つきはいい。コシのあるシートで、ロングランでも疲れないだろう。ロードグライドの方はハンドルがややアップライトだが、大型カウルのお陰で防風力も高い。そして、両タイプとも巻き込み風は非常に少なかった。
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」各部装備・ディテール解説

従来モデルが搭載していた117ユニットからさらに排気量を拡大し、VVT機構まで加えた史上最強のミルウォーキーエイトエンジンを搭載。

ブレーキキャリパーは今回からブレンボ製のラジアルマウントを採用。フロントフォークは47mmという極太のショーワ製倒立フォーク。

ハイフローエキゾーストは高品質なブラッククローム仕上げで、サウンドも豪快なもの。エンドピースのデザインも凝ったものだ。

2眼ヘッドライトだった従来型を思わせる形状の、大型LEDヘッドライトとDRLを採用。フロントマスクは一層独創的なものとなった。(CVO ロードグライド)

異形LEDヘッドライトを採用するが、フロントマスクの印象は従来型を思わせるもの。左右に長く伸びたLEDウインカーはインパクト十分。(CVO ストリートグライド)

12.3インチの大画面カラーTFTを採用。ライディングモードは計5種類で、専用OSを介したスマートフォンとのリンクやナビ表示も可能。

左右のサドルバッグには5×7インチのロックフォード製スピーカーをマウント。ホールド性に優れたシートはCVOロゴ入りの専用品。

インパクトある縦型デザインのテールランプ。ひと目見ただけでCVOだと分かる、独創的で上質なリアビューを演出する。
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ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」主なスペック・価格
※《 》内はCVOストリートグライド
全長 | 2410mm |
ホイールベース | 1625mm |
最低地上高 | 145mm 《140mm》 |
シート高 | 720mm 《715mm》 |
車両重量 | 393kg 《380kg》 |
エンジン形式 | 空冷4ストOHV4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1977cc |
ボア×ストローク | 103.5×117.5mm |
圧縮比 | 11.4 |
最高出力 | 86kW(115HP)/5020rpm |
最大トルク | 183N・m/3500rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 22.7L |
レイク角 | 26° |
トレール量 | 170mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/60B19・180/55B18 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 549万7800円~(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:柴田直行