RZシリーズで2ストを最前線に復活させたヤマハが次に送り込んだのは、市販レーサー・TZの技術をそのまま投映したかのような高性能レプリカだった。その名もTZR。10年以上の長きにわたって高性能を誇った、2ストスーパースポーツの出発点がここにある。
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍
ヤマハ「TZR250」各部装備・ディテール解説
ヤマハ「TZR250」主なスペック・当時価格
全長×全幅×全高 | 2005×660×1135mm |
ホイールベース | 1375mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 760mm |
車両重量 | 126kg(乾燥) |
エンジン形式 | 水冷2スト・クランクケースリードバルブ並列2気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 56.4×50.0mm |
圧縮比 | 6.4 |
最高出力 | 45PS/9500rpm |
最大トルク | 3.5㎏-m/9000rpm |
燃料供給方式 | キャブレター(TM28SS) |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26°00′ |
トレール | 96mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/80-17・120/80-17 |
当時価格 | 54万9000円(1985年) |
文:オートバイ編集部/写真:松川 忍