ホンダの「CT125・ハンターカブ」と「クロスカブ110」は、アクティブ感満載の大人気カブシリーズ。それだけにいざ買うとなると、どちらを選択しようか悩んでしまう人も多いことだろう。そこで毎度お馴染みのノアと横田の凸凹コンビがズバッとお悩み解決します！ さらに連載企画「原二で下道放浪記」で1年間クロスカブ110をイジり倒してきたオートバイ誌・黒田も特別参加！
文：ノア セレン、横田和彦、オートバイ編集部・黒田／写真：南 孝幸
文：ノア セレン、横田和彦、オートバイ編集部・黒田／写真：南 孝幸
「CT125・ハンターカブ」VS 「クロスカブ110」｜タンデム比較
2名乗車の走行性能を検証
クロスカブ110
タンデムシートはないのに2人乗り可能
ハンターカブもクロスカブもタンデムシートはないのにタンデムステップはあるんだよね。この2台のタンデムインプレッションって読んだことある？ ないでしょ！と言うことで横田とノアがチャレンジしてくれた。
横田和彦 CHECK
粘るエンジンと剛性が高い車体で、デカイ人が乗ってもシッカリ走る！
CT125・ハンターカブ
今日はワンタッチで脱着できるタンデムシートがある。んだば二人乗りしてみっぺとノアと色気のないテストを開始。ハンターカブはトルクに余裕はあるけれど、重めのリアがさらに重くなるのでハンドルがさらにフワフワとしてしまう。危険なほどじゃないけど気になるなぁ。その点クロスカブの方がバランスは良く、リアショックが踏ん張ってくれるのでコーナーも安定。トルクの薄さを差し引いてもタンデムしやすいと感じた！
ノア セレン CHECK
恋人と乗るならばクロスカブのタンデムシート、余裕があるのはハンターカブのタンデムシート
タンデムライダーノアが乗り心地をチェック‼
凸凹コンビが乗ったら合計体重は150kg。車重よりも重いじゃね〜か。でもいずれのタンデムシートも快適だった。クロスカブの方がライダーと密着度が高くて、腰に手を回して「一緒に走る」感が高いのに対して、ハンターカブはもう少し足を広げられるスペース的余裕があって、キャリア前方のループ部を持つことも可能。キャリアがシートよりもずいぶん横にはみ出してはいるものの、乗り降りはともかく乗車時にそれが気になることはなかった。しかしエンデュランスのシートのクオリティの高さには感動した！
