2023年10月のジャパンモビリティショーでは、メグロS1の姉妹車として、W230も同時に世界初公開された。空冷クラシックロードスターのWシリーズの末弟となるモデルにして、復活が待ち望まれてきたエストレヤの実質的な後継モデルだ。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、島村栄二

カワサキ「W230」特徴

画像: Kawasaki W230 2023年10月25日にジャパンモビリティショー2023で世界初公開|市販予定車

Kawasaki W230
2023年10月25日にジャパンモビリティショー2023で世界初公開|市販予定車

快活なスタイリングのメグロS1の兄弟車

カワサキ自慢のクラシックロードスター、Wシリーズに新たに加わる弟分がW230。かつて2017年まで販売されていたエストレヤは、国内販売終了後も「W250」として海外で販売され、インドネシアにはW175というモデルもあるが、今回の230はそれに続く空冷シングルエンジンを搭載するW、ということになる。

このW230は同時に発表されたメグロS1の兄弟車で、エンジンはKLX230系の空冷のSOHCシングル。これをエストレヤに似たスリムな車体に搭載する。各部のパーツ構成もメグロS1と同タイプだが、こちらは「W」バッジをあしらったタンクを採用、メーターやシートなどの仕様も異なっていて、差別化はしっかり図られている。こちらも国内導入が予定されているようなので、発売を今から楽しみに待とう!

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