スポーツCBのトップモデルだったCB1000Rに変わって登場したのが、このCB1000ホーネット。CBR1000RR譲りの強心臓を完全新設計のシャシーに搭載、新世代スポーツネイキッドにふさわしいハイパフォーマンスを実現している。
まとめ:オートバイ編集部
ホンダ「CB1000 ホーネット」特徴
シャープなフォルムのストリートファイター
リッタークラスのスポーツネイキッドにこれまでホンダがラインアップしてきたのがCB1000R。「ネオスポーツカフェ」シリーズのフラッグシップで、CBR1000RR系のエンジンをモノバックボーンフレームに搭載するスタイリッシュなモデルだが、デビューから年数が経っていることもあり、次世代モデルとしてホンダがEICMA2023で登場させたのがCB1000ホーネットだ。
CB750ホーネットに続く新生ホーネットシリーズの2作目となるこの1000、スタイリングは一転してシャープで直線的なものとなった。ヘッドライトはこれまでの丸目1眼からツリ目の異形2眼となり、テールカウルも尖った直線的なデザイン。これまでのカフェスタイルから、欧州で人気の高いストリートファイター方向に舵を切っている。ボディカラーはシルバー、レッド、ホワイトの3色だ。
ツインスパーフレームにSC77エンジンを搭載!
CB1000ホーネットはスタイリングだけでなく、メカニズムも一新している。敏感な人ならまず目につくのがリアのスイングアーム。CB1000Rで採用していたプロアームを廃し、オーソドックスな角形の両持ちアルミスイングアームとし、メインフレームもモノバックボーンからスチール製のツインスパーへと変更。スポーツバイクの王道ともいえる構成へと変わっている。
エンジンはSC77と呼ばれる2017年型のCBR1000RRをベースとするユニットに変更。現時点で詳細なスペックは未公表だが、パワーは150PSと発表されているので、前モデルより5PSアップになる。車重は未公表だが、CB1000Rよりも軽くなっていることも予想され、パフォーマンスにも期待がかかる。国内導入することは発表済みなので、価格にも期待したいところだ。
ホンダ「CB1000 ホーネット」各部装備・ディテール解説
ホンダ「CB1000 ホーネット」動画・写真
まとめ:オートバイ編集部