カワサキ「Ninja H2 SX SE」2024年モデルの特徴
新色を採用、発表されたのは上級グレードの「SE」のみ
スーパーチャージドエンジンを搭載するスポーツツアラーとして固有の存在感を放つカワサキ「Ninja H2 SX」シリーズ。その初代モデルは2018年に登場した。
搭載される排気量998ccの水冷並列4気筒スーパーチャージドエンジンは、スーパースポーツマシン「Ninja H2」向けに開発されたものを、スポーツツアラー向けに特性変更。パワーと環境性能、扱いやすさのバランスを最適化させている。
今回発表された2024年モデルは、上級グレードにあたる「Ninja H2 SX SE」のみで、スタンダードグレードの「Ninja H2 SX」には触れられていない。
この「SE」は、スタンダードモデルに備わる多彩な電子制御装備に加え、ショーワのスカイフックテクノロジーを搭載したセミアクティブサスペンションや、ブレンボ製のStylemaモノブロックキャリパー、リム部分に切削加工が施された高級感のあるホイールなどが標準装備されている。
2024年モデルでの変更点はカラー&グラフィックだ。ボディカラーは「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」1色の設定となる。ボディの一部には、傷がつきにくくなるカワサキ独自の塗装技術「ハイリーデュラブルペイント」が施されている。
車両価格は従来の税込305万8000円から、新価格・税込306万9000円に改定された。発売日は2024年1月20日。
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カワサキ「Ninja H2 SX SE」2024年モデルの主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2175×790×1260mm |
ホイールベース | 1480mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 267kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒+スーパーチャージャー |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 147kW(200PS)/11000rpm ラムエア加圧時:154kW(210PS)/11000rpm |
最大トルク | 137N・m(14.0kgf・m)/8500rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 19L |
キャスター角 | 24.7° |
トレール量 | 103mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C 58W・190/55ZR17M/C 75W |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 306万9000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵