ホンダは2023年12月22日、スーパースポーツモデル「CBR600RR」の一部仕様変更を発表した。2024年2月15日に全国のホンダドリームで発売される。
ホンダ「CBR600RR」2024年モデルの特徴
クイックシフターを標準装備しながら価格は据え置き
従来型のホンダ「CBR600RR」は2020年9月にデビュー。フルモデルチェンジを受け、数年ぶりに国内正規ラインナップに戻ってきた。スタイルが一新したのとともに、599ccの4気筒エンジンにも手が入り、さらに電子制御装備が充実。スロットルバイワイヤを備え、ライディングモードの選択も可能となった。
新たな2024年モデルでは、クラッチ操作不要で素早いシフトチェンジができるクイックシフターを標準装備。また平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応し、型式が変更された。それにともなって最高出力の発生回転数や最大トルクの数値などがわずかに変わっている。
ボディカラーは従来モデルでは「グランプリレッド」1色だったが、新たに「マットバリスティックブラックメタリック」も用意。なお「グランプリレッド」のカラーリングは、グラフィックデザインと配色が一部変更されている。
車両価格は「グランプリレッド」は据え置きのまま税込160万6000円。新色「マットバリスティックブラックメタリック」は、税込157万3000円。発売日はどちらのカラーも2024年2月15日。
ホンダ「CBR600RR」2024年モデルのカラーバリエーション
マットバリスティックブラックメタリック
グランプリレッド
【アンケート】 あなたはどちらのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ホンダ「CBR600RR」2024年モデルの主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2030×685×1140mm |
ホイールベース | 1370mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 193kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 599cc |
ボア×ストローク | 67.0×42.5mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 89kW(121PS)/14250rpm |
最大トルク | 63N・m(6.4kgf・m)/11500rpm |
燃料タンク容量 | 18L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24゜6′ |
トレール量 | 100mm |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 157万3000円/160万6000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵