基本的なメカニズムはデビュー以来不変。空冷シングルの魅力を40年以上にわたって伝え続けてきた、400ccクラス随一の超ロングセラーがSR400。その姿は、その走りは、いまなおライダーの心を捉えて離さない。

ヤマハ「SR400」各部装備・ディテール解説

画像: デビューから40年以上を数えても、スタイリングの基本は一貫して変わらぬまま。そんな一徹なところもライダーたちの心を掴んだ。

デビューから40年以上を数えても、スタイリングの基本は一貫して変わらぬまま。そんな一徹なところもライダーたちの心を掴んだ。

画像: 奇をてらうことのないシンプルな車体構成だが、オートバイらしいフォルムと、各部メカが醸し出す機能美でファンも多い。

奇をてらうことのないシンプルな車体構成だが、オートバイらしいフォルムと、各部メカが醸し出す機能美でファンも多い。

画像: 分厚いロングシート、メッキフェンダーなど、クラシカルなムードあふれるフォルム。撮影車は2021年のファイナルエディション。

分厚いロングシート、メッキフェンダーなど、クラシカルなムードあふれるフォルム。撮影車は2021年のファイナルエディション。

画像: 空冷単気筒、シングルカム、2バルブというシンプルなメカはデビュー時そのまま。2010年からはFI化され排出ガス規制もクリア。

空冷単気筒、シングルカム、2バルブというシンプルなメカはデビュー時そのまま。2010年からはFI化され排出ガス規制もクリア。

画像: 流麗な形状と美しいメッキ仕上げが特徴のマフラーは、心地よい排気音を実現するために音響解析技術も用いて設計されている。

流麗な形状と美しいメッキ仕上げが特徴のマフラーは、心地よい排気音を実現するために音響解析技術も用いて設計されている。

画像: 2018年、排出ガス規制・ユーロ4対応の際に追加されたのがこのキャニスター。ブローバイガスを吸着してエンジンに戻す装置だ。

2018年、排出ガス規制・ユーロ4対応の際に追加されたのがこのキャニスター。ブローバイガスを吸着してエンジンに戻す装置だ。

画像: 現在の18インチスポークホイール+右側ディスクとなったのは2001年から。デビュー当初(1978年)は19インチホイール、左側ディスクだった。

現在の18インチスポークホイール+右側ディスクとなったのは2001年から。デビュー当初(1978年)は19インチホイール、左側ディスクだった。

画像: リアサスはオーソドックスな2本ショックタイプ。ショックユニットはプリロードを5段階調整可能。リアブレーキはドラム。

リアサスはオーソドックスな2本ショックタイプ。ショックユニットはプリロードを5段階調整可能。リアブレーキはドラム。

画像: 大径のハロゲンヘッドライトに、大きな電球タイプのウインカー。1978年の登場以来、フロントマスクの表情は変わらない。

大径のハロゲンヘッドライトに、大きな電球タイプのウインカー。1978年の登場以来、フロントマスクの表情は変わらない。

画像: クロームメッキ仕上げのボディに、白文字盤を組み合わせたアナログ2連メーター。燃料残量警告灯、イモビライザーも装備。

クロームメッキ仕上げのボディに、白文字盤を組み合わせたアナログ2連メーター。燃料残量警告灯、イモビライザーも装備。

画像: 1994年からタンデムベルトが省略され、プレーンなシート形状になった。グラブバーは1978年の初代以外はすべて標準装備。

1994年からタンデムベルトが省略され、プレーンなシート形状になった。グラブバーは1978年の初代以外はすべて標準装備。

画像: 無駄な装飾のない、シンプルな四角いテールランプ。デビュー当初、タンデムグラブバーはSR500のみに標準装備されていた。

無駄な装飾のない、シンプルな四角いテールランプ。デビュー当初、タンデムグラブバーはSR500のみに標準装備されていた。

ヤマハ「SR400」主なスペック

全長×全幅×全高2085×750×1100mm
ホイールベース1410mm
最低地上高130mm
シート高790mm
車両重量175kg
エンジン形式空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク87.0×67.2mm
圧縮比8.5
最高出力18kW(24PS)/6500rpm
最大トルク28N・m(2.9kgf・m)/3000rpm
燃料タンク容量12L
変速機形式5速リターン
キャスター角27゜40'
トレール量111mm
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・ドラム
タイヤサイズ(前・後)90/100-18M/C 54S・110/90-18M/C 61S
当時価格(2021年)税込60万5000円
※諸元は2021年のファイナルエディション

まとめ:オートバイ編集部

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