ヤマハ「SR400」各部装備・ディテール解説

デビューから40年以上を数えても、スタイリングの基本は一貫して変わらぬまま。そんな一徹なところもライダーたちの心を掴んだ。

奇をてらうことのないシンプルな車体構成だが、オートバイらしいフォルムと、各部メカが醸し出す機能美でファンも多い。

分厚いロングシート、メッキフェンダーなど、クラシカルなムードあふれるフォルム。撮影車は2021年のファイナルエディション。

空冷単気筒、シングルカム、2バルブというシンプルなメカはデビュー時そのまま。2010年からはFI化され排出ガス規制もクリア。

流麗な形状と美しいメッキ仕上げが特徴のマフラーは、心地よい排気音を実現するために音響解析技術も用いて設計されている。

2018年、排出ガス規制・ユーロ4対応の際に追加されたのがこのキャニスター。ブローバイガスを吸着してエンジンに戻す装置だ。

現在の18インチスポークホイール+右側ディスクとなったのは2001年から。デビュー当初(1978年)は19インチホイール、左側ディスクだった。

リアサスはオーソドックスな2本ショックタイプ。ショックユニットはプリロードを5段階調整可能。リアブレーキはドラム。

大径のハロゲンヘッドライトに、大きな電球タイプのウインカー。1978年の登場以来、フロントマスクの表情は変わらない。

クロームメッキ仕上げのボディに、白文字盤を組み合わせたアナログ2連メーター。燃料残量警告灯、イモビライザーも装備。

1994年からタンデムベルトが省略され、プレーンなシート形状になった。グラブバーは1978年の初代以外はすべて標準装備。

無駄な装飾のない、シンプルな四角いテールランプ。デビュー当初、タンデムグラブバーはSR500のみに標準装備されていた。
ヤマハ「SR400」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2085×750×1100mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 175kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 87.0×67.2mm |
圧縮比 | 8.5 |
最高出力 | 18kW(24PS)/6500rpm |
最大トルク | 28N・m(2.9kgf・m)/3000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27゜40' |
トレール量 | 111mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラム |
タイヤサイズ(前・後) | 90/100-18M/C 54S・110/90-18M/C 61S |
当時価格(2021年) | 税込60万5000円 |
まとめ:オートバイ編集部