カワサキ「Z7ハイブリッド」の特徴
ネイキッド版ストロングハイブリッドも国内同時デビューが決定
2024年3月13日に国内モデルが正式発表された「Ninja7ハイブリッド」に続き、「Z7ハイブリッド」についても詳細が明らかとなった。
車両価格は「Ninja7ハイブリッド」と同額の税込184万8000円。発売日も共通の2024年6月15日だ。
「Z7ハイブリッド」と「Ninja7ハイブリッド」は基本コンポーネンツを共有している。フルカウル+セパレートハンドルのNinja7に対し、Z7はネイキッドスタイル+バーハンドルという組み合わせ。既存のNinja・Zシリーズの兄弟モデルと同様の関係性だ。
軽量トレリスフレームに排気量451ccの水冷DOHC並列2気筒エンジンと交流同期電動機を搭載。ストロングハイブリッド車ならではの、鋭い初速と良好な燃費性能を両立させたという。アイドリングストップ機能も装備。クラッチレバーレスの電子制御6速オートマチックを採用し、左手元のシフトセレクタによるマニュアル操作が行なえる。
走行モードは、モーターの能力をフルに発揮する「SPORT-HYBRID」、モーターで発進し必要に応じてエンジンが協調する「ECO-HYBRID」、静かでクリーンな低速用の「EV」の3つ。さらに取り回しに便利な後進機能付きの「ウォークモード」も備える。
メーターには4.3インチのTFTディスプレイを採用。ガソリン燃料計とともにバッテリーパックの充電レベル表示も完備。機能は非常に多彩で、背景色も替えられる。スマートフォンとのBluetooth接続も可能だ。
ボディカラーは「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」の1色のみの設定となる。
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カワサキ「Z7ハイブリッド」の動画・写真
カワサキ「Z7ハイブリッド」の主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2145×805×1080mm |
ホイールベース | 1535mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 226kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 451cc |
ボア×ストローク | 70.0×58.6mm |
圧縮比 | 11.7 |
エンジン最高出力 | 43kW(58PS)/10500rpm |
エンジン最大トルク | 43N・m(4.4kgf・m)/7500rpm |
モーター形式 | 水冷交流同期電動機 |
モーター最高出力 | 9.0kW(12PS)/2600~4000rpm |
モーター最大トルク | 36N・m(3.7kgf・m)/0~2400rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン(電子制御式マニュアルモード付オートマチック) |
キャスター角 | 25.0° |
トレール量 | 104mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
燃料消費率 WMTCモード値 | 23.6km/L(クラス3-2、SPORT-HYBRID、マニュアル)1名乗車時 |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 184万8000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵