KTM自慢の俊足スポーツネイキッド、125 DUKEがフルモデルチェンジを果たした。新型はエンジン、フレーム、スタイリングを一新し、走りの次元をまたひとつ高めているようだ。2024年7月国内導入予定という注目の1台をここで徹底チェックしてみよう!
KTM「125 DUKE」特徴
シリーズ30周年の年に充実のアップデートを敢行
初代モデルのデビューから30周年という記念の年を迎えた、KTMを代表するスポーツネイキッドのDUKEだが、それを祝うかのように、シリーズのエントリーモデルである125DUKEがフルモデルチェンジを果たした。新型はこれまでのコンセプトをさらに発展させたもので、スタイリングは従来のイメージを引き継ぎつつも、よりシャープに、よりラジカルに進化を遂げている。
エンジンは4バルブヘッドを採用した新設計のSOHCシングル。ストロークを0.1mm伸ばした仕様で、欧州のA1免許制度に対応しパワーこそ15PSに設定されているが、よりパワフルなフィーリングになっているのは間違いなさそうだ。
これを搭載するシャシーは、トレリス構造を持つ鋼管のメイン部分と、アルミキャストによる凝った形状のシートレールを組み合わせた新設計フレーム。シートレールはテールカウルも兼ねたモノコック風の構造となっているのも興味深い。メーターも大型5インチのカラーTFTとなるなど、装備面も充実。7月の発売が待ち遠しい仕上がりだ。
KTM「125 DUKE」カラーバリエーション
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