この記事では、同企画内で「250クラス(126cc~250cc)」にカテゴライズされる、ネイキッドモデル、クルーザーモデルのノミネート車をまとめて紹介します。
Honda CB250R
H-032(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
モダンなディテールと伝統的なイメージを融合させたネイキッドスタイルのライトウエイト・スポーツがCB250R。
2022年には平成32年(令和2年)排出ガス規制に適応するなどのマイナーチェンジを受け、アシスト&スリッパークラッチを追加し、倒立フォークをショーワ製のSFF-BPに変更。また、液晶メーターにはギアポジションインジケーターが追加され利便性も向上している。
Honda Rebel 250
H-033(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2017年に新型クルーザーモデルとしてデビューし、そのタフでクールなイメージに軽量で取り回ししやすい車体とシート高690mmという抜群の足つき性の良さで人気モデルとなっているレブル250。
2020年3月のモデルチェンジでは、灯火類のLED化をはじメーターの変更、アシストスリッパークラッチの採用などが図られると同時にヘッドライトカウルやフォークブーツなどを装備したSエディションが追加。
2022年の12月にはカラーバリエーションが変更され、令和2年排出ガス規制に対応して発売された。
Honda Rebel 250 S Edition
H-034(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
クルーザーモデル レブル250のバリエーションモデルとして、2020年のモデルチェンジの際に追加設定された。
メカニカルな部分はレブル250と共通で、ヘッドライトカウル、フォークブーツ、ダイヤモンドステッチ風ワディングシートなどを標準装備するスタイリングが特徴。
2022年、モデルチェンジを受け令和2年排出ガス規制に対応し、最高出力・最大トルクの値は従来のままだが、最大トルクのみ発生回転数が7750rpmから6500rpmに変更されている。カラーバリエーションは2色設定となっている。
Honda Honda CL250
H-035(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
スクランブラースタイルのスポーツモデルとして昨年の3月に登場。アシスト&スリッパークラッチを採用する249cc水冷シングルエンジンなど基本的なメカニカルコンポーネントはレブル250と共用しながら、レブルでは前後16インチ径だったホイールをフロント19、リア17インチとして、シート高は高め、リアサスのストロークは長く取り乗り心地を確保。
また、往年のCLのようにアップマフラーとしてセミブロックタイプのタイヤを装着するなどスクランブラー感を強調している。車体色は全3色のラインアップとなっている。
YAMAHA MT-25 ABS
Y-019(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
モダンなスタイルを持つネイキッドスポーツ・MTシリーズの中で、街中を俊敏に走り抜けるストリート向きの性格を与えられたのが250cc版のMT-25。
2022年5月発売のモデルでは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、アンダーカウル形状を変更。アクセサリーとしてクイックシフターも用意されている。
SUZUKI GIXXER 250
S-022(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
オイル冷却システム「SOCS」を採用した249cc油冷単気筒SEPエンジンを、ジクサー150用をベースとしたスリムで剛性の高いフレームに搭載するネイキッドスポーツ。
2023年モデルは平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。カラーはマットステラブルーメタリック、マットブラックメタリックNo.2の2色設定。
SUZUKI GIXXER 150
S-024(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
剛性感のある車体とサスペンション、粘り強いパワー特性を備えた154cc空冷単気筒エンジンがもたらす軽快な走りと扱いやすい性格、高い実用性を併せ持つライトウエイトスポーツ。
2021年のモデルチェンジでLEDヘッドライトを採用、フロントブレーキもABS化され、2023年モデルでは、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応し、同時にカラー&グラフィックも一新された。
Kawasaki Z250
K-024(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
250ccスーパースポーツとして根強く支持されるニンジャ250をベースに、フルカウルを取り払ってアップライトなポジションとした、スポーツネイキッド・Zシリーズの250ccバージョン。
2023年モデルで令和2年排出ガス規制に適合、昨年9月に発売された2024年モデルではカラーとグラフィックに変更を受け、価格も改定された。
Kawasaki W230
K-025(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2024年秋に導入されると発表されているこのW230。メグロS1と兄弟車のような車体構成となるが、外装の仕上げやタンクには専用のバッジをあしらうなど、「W」らしさを各部で演出している。メグロS1同様楽しみな1台。
Kawasaki MEGURO S1
K-026(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
2023年10月のジャパンモビリティショーで発表されたメグロS1。車体は2017年まで国内販売されていたエストレヤに近い構成となっており、KLX230系の空冷シングルエンジンを搭載した往年のメグロSGを彷彿させるモデル。2024年秋導入予定。