新車以上に新車な仕上がりを得て今乗りたくなる見本に

多くのオーナー車両のカスタムやヨシムラレーサーのレプリカ製作を手がけ、良好な自店販売車両の製作を手がけるブライトロジック。いずれの場合も根底にあるのは、ライダーの意思に忠実に反応して動くこと。コントロール性が良く、動くものは正しく動き、力を受け止めるべきところはしっかり受け止めるといった具合で、どの車両からも持てる性能を引き出す。消耗品の新品換装もそうだ。しかも新品パーツだからとそのまま組まず、必要量の給脂を行い、作動や状態も確認する。その上で、所有感も高める手法も盛り込んでくれる。だからどの車両からも同店・竹中さんが積み上げてきたレースメカニックとしての視点や作業、車両に対するマネジメント力が伝わってくるとも言える。

カタナは扱いの多い機種で、このシルバーカタナは同店でも製作例の多い前後18インチ仕様の販売車両という1台。ここにも、そんなブライトロジック流は適用される。

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ざっと挙げていけば、シンプルな形状で入力や足さばきのしやすいステップまわりにブラック仕上げの純正セパレートハンドル。ノーマルスタイルでいながら張りを損なわないシートとで、ポジションがしっかり作られる。そしてこの車両でも、フロントブレーキマスターはブライトロジックでは換装必須というブレンボ・ラジアルを使っている。

ノーマルでいいところはそのまま(単にそのままなのでなく、新品状態に近くされる)としつつ、今走るのに、またここまで述べたように、より良くなるパートは躊躇なく手を入れていく。エンジンは同店カタナ定番の1135cc仕様。フロントフォークも見直してブレーキも換装、サイドスタンドももう純正品がないからと、その都度作って使い勝手もキープするなどし、今すぐ走り出せる18インチカタナの見本と言って良い仕上がりとなっている。

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実際に車両を押してみても、大幅な軽量化こそしていないのに芯が明確で取り回しがしやすいから軽く思えるし、これはそんな実感だけでなく、気持ちの上でも、有利に働いてくるはずだ。なおこの車両、撮影状態からはリヤショックやヨシムラスプロケットカバー、その外側に付くオイルキャッチタンク等のパーツが換装されれば完成と竹中さんは言うが、大筋はもうできあがった状態。スマートで、必要なものは備わっているし、長く楽しむにもいい、新車以上に新車のような状態。実際、同店の完成車にも20年、25年と乗り続けられてきたものは多く見てきた。

HP/ブログにアップされると製作途中でも買い手が付くことが多いというのも納得がいく作りの販売車両。価格は手の入った内容を知ればリーズナブル(詳細は問い合わせを)、今所有したいカタナとはこういうものだということを教えてくれる1台。まさに今乗りたくなる見本のような車両だから、今後同店から送り出される製作車両からも目が離せなくなる。手に入れたいなら、ぜひ注目を。

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Detailed Description 詳細説明

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ヘッドライトはブライトロジック・オリジナルの5灯LED。外装類も再塗装され、燃料タンクのSUZUKIロゴをカーボンパターンで仕上げている。

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フォークオフセット50mmのステムや鍛造のセパレートハンドルは純正だがブラック仕上げして新品並みの仕立てに。フロントマスターはブレンボ・ラジアルでクラッチはホルダー/レバーともドミノに変更。

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前後のウインカーは超小型高輝度LEDのケラーマン製を使い、リヤはシートカウルエンドからレンズが出る位置に置いて後ろ/サイドからの被視認性を確保し、フロントはサイドカウル前縁下に同様にセットした。

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シートは純正形状で張りも失われていない。長いリヤフェンダーは純正で、フェンダーレスに慣れた今の目には新鮮な感じがする。

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ブラック仕上げのエンジンはブライトロジック・カタナ定番とも言える1135cc仕様で組まれ、きちんと見直されたフレームに積まれる。スプロケットカバーはこの後フラットなヨシムラ製に、その外にはヨシムラ・オイルキャッチタンクも付ける予定だ。

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キャブレターはヨシムラTMR-MJNφ40mmをK&Nフィルター仕様で装着。

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フロントフォークは純正φ37mmを仕立て直し、フロントブレーキはブレンボ・アキシャル4Pキャリパー+サンスター・ネオクラシックディスク、ブレーキラインもステンレスメッシュ化した上でスモークホースを被せて純正ライクな印象も持たせる。

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リヤブレーキはがブレンボP2-RS84キャリパー+サンスター・ワークスエキスパンドディスク。マフラーはブライトロジック・オリジナルの4-1集合/アルミサイレンサー。

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スイングアームは純正で、ショックはこの後オーリンズに換装を予定している。ホイールはPMCソード・ヘリテイジで2.75-18/4.50-18サイズ。ドライブチェーンはRKの530XXW。シンプルなステップもブライトロジックのオリジナルだ。

取材協力:ブライトロジック

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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