カワサキモータースジャパンは2024年8月8日、「Z900RS」シリーズの2025年モデルを発表した。9月1日に全国のカワサキプラザで発売される。
カワサキ「Z900RS」シリーズ・2025年モデルの特徴
価格は据え置き、カラーと燃料タンクのロゴを変更
2017年12月にスタンダードモデルが発売されて以来、人気を博している「Z900RS」。排気量948ccの水冷DOHC4バルブ並列4気筒エンジンをダイヤモンドフレームに搭載するネイキッドモデルだ。パワフルでスポーティな走りが楽しめる一方で、自然なライディングポジションから扱いやすさにも定評がある。
2018年3月にはカフェレーサースタイルの「Z900RSカフェ」が登場。2022年1月にはオーリンズ製のサスペンションやブレンボ製のブレーキパーツなどを備えた上級グレード「Z900RS SE」が追加された。
2025年モデルは、3機種すべてカラーとグラフィックが変更されている。また燃料タンクのKAWASAKIエンブレムは、ヘリテージロゴを採用。名車「Z1」のDNAをさらに強く感じられる仕様となった。
車両価格は2024年モデルから据え置きで、「Z900RS」は税込148万5000円、「Z900RSカフェ」は税込151万8000円、「Z900RS SE」は税込170万5000円。いずれもアフターサービスが充実したカワサキケアモデルに指定されている。
カワサキ「Z900RS」シリーズ・2025年モデルのカラーバリエーション
それぞれ1色ずつのラインナップ。「Z900RS SE」は登場以来、初のカラー変更となる。
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カワサキ「Z900RS」シリーズ・2025年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2100×865《845》×1150《1190》mm |
ホイールベース | 1470mm |
シート高 | 800《820》【810】mm |
最低地上高 | 130【140】mm |
車両重量 | 215《217》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 948cc |
ボア×ストローク | 73.4×56.0mm |
圧縮比 | 10.8 |
最高出力 | 82kW(111PS)/8500rpm |
最大トルク | 98N・m(10.0kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25.0° |
トレール | 98mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 18.8km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格(税込) | 148万5000円《151万8000円》【170万5000円】 |
まとめ:西野鉄兵