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トライアンフ「トライデント660」2025年モデルの特徴
電子制御装備とサスペンションをアップグレード、ボディカラーも新色に
英国のバイクメーカー・トライアンフの「トライデント660」は、2020年10月に発表され、日本では2021年1月から販売されている。
排気量660ccの水冷3気筒エンジンを軽量な車体に搭載し、扱いやすさや操る喜びを体感できるネイキッドスポーツだ。現在では「スピード400」や「スクランブラー400X」がラインナップされているが、それらが発売されるまで、エントリーモデルとしても人気を博してきた。
新たに発表された2025年モデルは、最適化されたコーナリングABSとトラクションコントロール、クイックシフター、クルーズコントロールをすべて標準装備。走行モードには、従来の「ロード」「レイン」のほか「スポーツ」が追加されている。
倒立フロントフォークはショーワ製のSFFから、SFF-BPタイプにアップデートされた。リアサスペンションにもショーワ製のプリロード調整が可能なショックが備わる。ブレーキキャリパーは前後変わらずニッシン製。タイヤはミシュランのロード5を標準で装着している。
ボディカラーは「ジェットブラック」「ディアブロレッド/サファイアブラック」「コスミックイエロー/サファイアブラック」「コバルトブルー/サファイアブラック」の全4色。従来モデルとは異なるグラフィックを新たに採用された。
車両価格は「ジェットブラック」のみ税込99万5000円で、この価格設定は従来モデルから据え置きとなる。その他のカラーは税込100万8000円だ。日本では2024年の冬以降に、順次トライアンフの正規販売店で発売予定。
トライアンフ「トライデント660」2025年モデルのカラーバリエーション・価格
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トライアンフ「トライデント660」2025年モデルの動画・写真
トライアンフ「トライデント660」2025年モデルの主なスペック
全長×全幅×全高 | 2020×795×1089mm |
ホイールベース | 1401mm |
シート高 | 805mm |
車両重量 | 190kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 660cc |
ボア×ストローク | 74.0×51.1mm |
圧縮比 | 11.95 |
最高出力 | 60kW(81PS)/10250rpm |
最大トルク | 64N・m/6250rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.6° |
トレール量 | 107mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 R17・180/55 R17 |
メーカー希望小売価格 | 99万5000円/100万8000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵