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カワサキ「メグロ S1」の特徴
メグロK3に通ずる高級感のある仕上がり
2023年秋に開催されたジャパンモビリティショーで世界初公開された新型車「メグロ S1」。それから約1年、2024年11月1日に販売に関する詳細が明らかにされた。
発売日は2024年11月20日。車両価格は税込72万500円となる。
メグロブランドの現行車は2021年にデビューした「メグロ K3」についで2機種目となる。
1924年に創業した目黒製作所は、1960年にカワサキと連携を開始した。その後メグロブランドから「W」シリーズへと進化していった。
「メグロ S1」は、1964年に発売された「250メグロSG」の正統な後継車だとカワサキは発表。60年の時を経て、“メグロ・シングル”の血統が受け継がれた。
搭載されるエンジンは232ccの空冷単気筒で、最高出力18PS・最大トルク1.9kgf・mを発揮。6速トランスミッションを採用している。
ホイール径はフロント18インチ・リア17インチを採用。サスペンションは正立フォークにツインショックというオーソドックスな組み合わせ。前後のディスクブレーキにはABSを装備している。
同時に発表された「W230」と基本設計を共有しているが、シート高は「メグロ S1」の方が5mm低く、740mmだ。燃料タンクには専用デザインの立体的なMEGUROエンブレムが装着され、メーターパネルにもカタカナのメグロロゴが入る。
ボディカラーは「エボニー×クロームメッキ」、1色の設定となる。
カワサキ「メグロ S1」の動画・写真
カワサキ「メグロ S1」の主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2125×800×1090mm |
ホイールベース | 1415mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 740mm |
車両重量 | 143kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 232cc |
ボア×ストローク | 67.0×66.0mm |
圧縮比 | 9.0 |
最高出力 | 13kW(18PS)/7000rpm |
最大トルク | 18N・m(1.8kgf・m)/5800rpm |
燃料タンク容量 | 11L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27.0° |
トレール量 | 99mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ265mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-18 51S・110/90-17 60S |
燃料消費率 WMTCモード値 | 40.5km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 72万500円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵