ヤマハ自慢の本格スポーツ、YZF-Rシリーズのミドルレンジを受け持つ「YZF-R3」。国内ではYZF-R25ともども好評を博してきた機種だが、ロングセラーゆえに新しさも求められていた。そしてついに2024年10月、海外で新型が発表された。最新のスタイリングを手に入れて、YZF-R3は大きく進化したのだ!
まとめ:オートバイ編集部

ヤマハ新型「YZF-R3」各部装備・ディテール解説

画像: 丸みを帯びた印象だった従来型のフロントマスクから、鋭い顔つきに一新。最新のYZF-Rシリーズらしいイメージに生まれ変わった。

丸みを帯びた印象だった従来型のフロントマスクから、鋭い顔つきに一新。最新のYZF-Rシリーズらしいイメージに生まれ変わった。

画像: サイドカウルに設けられたウイングレットは比較的フラットな形状で、高速走行時の整流効果と安定性に貢献してくれそう。

サイドカウルに設けられたウイングレットは比較的フラットな形状で、高速走行時の整流効果と安定性に貢献してくれそう。

画像: LEDプロジェクターヘッドライトとLEDポジションランプが織りなすライトON時の表情は非常に精悍。ウインカーも小型LEDを採用する

LEDプロジェクターヘッドライトとLEDポジションランプが織りなすライトON時の表情は非常に精悍。ウインカーも小型LEDを採用する

画像: フルカウルスポーツとしては高めにセットされたハンドル位置は従来型からの美点。前傾度がきつくないため、街乗りも快適だ。

フルカウルスポーツとしては高めにセットされたハンドル位置は従来型からの美点。前傾度がきつくないため、街乗りも快適だ。

画像: このアングルから見ると、シート前端の絞り込みと車体中央部のスリムさがよく分かる。優れた足つき性と取り回しのしやすさは従来型からそのままだ。

このアングルから見ると、シート前端の絞り込みと車体中央部のスリムさがよく分かる。優れた足つき性と取り回しのしやすさは従来型からそのままだ。

画像: メーターユニットは基本的に従来通りだが、今回から反転表示液晶にデザインを変更、文字デザインも変え見やすさが向上している。

メーターユニットは基本的に従来通りだが、今回から反転表示液晶にデザインを変更、文字デザインも変え見やすさが向上している。

画像: メーター左横にはUSB-Cソケットを用意。スマホなどアクセサリーのマウントも見越した便利なアイテムを標準採用する。

メーター左横にはUSB-Cソケットを用意。スマホなどアクセサリーのマウントも見越した便利なアイテムを標準採用する。

画像: アシスト&スリッパークラッチの採用で、クラッチレバーの握りも軽くなった。ビギナーや女性ライダーにも便利な進化だ。

アシスト&スリッパークラッチの採用で、クラッチレバーの握りも軽くなった。ビギナーや女性ライダーにも便利な進化だ。

画像: 321cc DOHCツインエンジンは最高出力42PSでスペックは従来通りだが、欧州の排出ガス規制・ユーロ5+にも対応。環境性能も向上させている。

321cc DOHCツインエンジンは最高出力42PSでスペックは従来通りだが、欧州の排出ガス規制・ユーロ5+にも対応。環境性能も向上させている。

画像: マフラー形状自体は従来型からそのまま。YZF-R25はステップのヒールプレートが穴あきタイプだが、YZF-R3はソリッドな1枚もの。

マフラー形状自体は従来型からそのまま。YZF-R25はステップのヒールプレートが穴あきタイプだが、YZF-R3はソリッドな1枚もの。

画像: インナーチューブ径Φ37mmの倒立フォーク、2ポットキャリパー、軽量アルミホイールなどの装備は変更なし。タイヤは前後ラジアルが標準。

インナーチューブ径Φ37mmの倒立フォーク、2ポットキャリパー、軽量アルミホイールなどの装備は変更なし。タイヤは前後ラジアルが標準。

画像: スイングアームを長く取って、高い路面追従性を発揮するレイアウトも従来型と同様。モノクロスサスペンションもそのまま踏襲されている。

スイングアームを長く取って、高い路面追従性を発揮するレイアウトも従来型と同様。モノクロスサスペンションもそのまま踏襲されている。

画像: シートは絞り込みとサイドパネルの形状変更も手伝って、従来型より足つき性が向上。シート高は780mmで従来型と同じだ。

シートは絞り込みとサイドパネルの形状変更も手伝って、従来型より足つき性が向上。シート高は780mmで従来型と同じだ。

画像: テールランプはYZF-R125のものにも似たLEDタイプ。サイドのウイング状の張り出しがなければ、テール自体はとてもスリムだ。

テールランプはYZF-R125のものにも似たLEDタイプ。サイドのウイング状の張り出しがなければ、テール自体はとてもスリムだ。

ヤマハ「YZF-R125」
欧州仕様・2025年モデル

画像7: ヤマハ新型「YZF-R3」は眼光鋭い“YZF-R9顔”を採用! 国内導入・新型YZF-R25の登場にも期待!!

欧州仕様はカラーリングを一新!

YZF-R1、R9、R3と、次々に2025年モデルが発表されているYZF-Rシリーズだが、末弟のYZF-R125の欧州仕様にも2025年モデルが登場した。基本的にはカラーチェンジで、シリーズ共通のカラーグラフィックを採用している以外は大きな変更はない。国内で発売されているYZF-R125とは一部仕様が異なるが、国内仕様も新型はこのカラーとなりそうだ。

ヤマハ新型「YZF-R3」動画・写真

画像: 2025 Yamaha R3: a New Face in R-World|Yamaha Motor Europe - YouTube www.youtube.com

2025 Yamaha R3: a New Face in R-World|Yamaha Motor Europe - YouTube

www.youtube.com

ヤマハ新型「YZF-R3」主なスペック・海外での価格

全長×全幅×全高2090×735×1140mm
ホイールベース1380mm
シート高780mm
車両重量169kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量321cc
ボア×ストローク68.0×44.1mm
圧縮比11.2
最高出力30.9kW(42PS)/10750rpm
最大トルク29.5N・m(3.0kg-m)/9000rpm
燃料タンク容量14.0L
変速機形式6速リターン
キャスター角25°
トレール95mm
ブレーキ形式(前・後)Φ298mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70R17 54H・140/70R17 66H
価格(北米)5499ドル(≒約84万1000円 ※1ドル153円で換算)
※諸元は欧州仕様・2025年モデル

まとめ:オートバイ編集部

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