まとめ:西野鉄兵
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ホンダ「CB750ホーネット」欧州仕様・2025年モデルの特徴
初登場から2年でモデルチェンジ、そして日本でも販売予定!
2022年10月にニューモデルとして欧州で発表されたホンダ「CB750ホーネット」。排気量755cc、新設計の水冷並列SOHC並列2気筒エンジンを搭載したスポーツネイキッドとして、発表時は日本でも大きな話題となった。
しかし同系統のエンジンをエンジンを搭載した「XL750トランザルプ」は国内で発売されたものの、この「CB750ホーネット」は導入が見送られてきた。
日本では2024年春に「CB1000ホーネット」がモーターサイクルショーで初公開され、新しいホーネットといえば、その“1000”の話題に切り替わったように思う。
ところが2024年11月5日に開幕したEICMA2024で、ホンダは新型「CB750ホーネット」を発表。さらに日本市場へ導入予定であることもアナウンスされた。
2025年は“1000”と“750”、2台のホーネットの発売に期待が持てることとなったのだ。
新型「CB750ホーネット」は、ヘッドライトやフェアリングを変更し、スタイリングを一変させている。2眼の高輝度LEDヘッドライトユニットを採用したフロントフェイスは、個性的で新しさを感じさせる。
メーターは5インチTFT液晶ディスプレイであることは変わらないが、表示を変更し、機能をアップデート。スマートフォンとの接続機能「Honda RoadSync」は継続採用されている。操作は、新たに備わった4wayセレクトスイッチで行なう。
ライディングモードは「スポーツ」「スタンダード」「レイン」と任意の設定が可能な「ユーザー」の計4種。エンジン出力、エンジンブレーキの強さ、ウイリーコントロールを含むトラクションコントロールの介入度を調整可能だ。
エンジンは従来モデルのものをベースに欧州の新排出ガス規制ユーロ5+に対応。最高出力は67.5kW/9500rpm、最大トルクは75Nm/7250rpmを発揮する。
サスペンションはショーワ製のΦ41mm SFF-BP倒立フォークと、プロリンクを用いたリアショックを従来モデル通り装備。ただセッティングは変更され、よりスポーティな走りを追求したという。
フロントブレーキは、ニッシン製のラジアルマウント式4ピストンキャリパーとフローティングタイプのΦ296mmダブルディスクを組み合わせる。
燃料タンク容量は15.2L。WMTCモード値の平均燃費は23km/Lで、航続距離は340km以上。車両重量は192kgで、シート高は795mm。スポーツ走行を楽しめるのはもちろんのこと、扱いやすさも魅力的で、かつツーリングもこなせるパッケージになっているといえるだろう。
ホンダ「CB750ホーネット」欧州仕様・2025年モデルのカラーバリエーション
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ホンダ「CB750ホーネット」欧州仕様・2025年モデルの動画・写真
ホンダ「CB750ホーネット」欧州仕様・2025年モデルの主なスペック・燃費
全長×全幅×全高 | 2090×780×1085mm |
ホイールベース | 1420mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 192kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 755cc |
ボア×ストローク | 87×63.5mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 67.5kW/9500rpm |
最大トルク | 75N・m/7250rpm |
燃料タンク容量 | 15.2L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25° |
トレール量 | 99mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
燃料消費率 WMTCモード値 | 23km/L |
まとめ:西野鉄兵