まとめ:オートバイ編集部
ホンダ「NT1100」2025年モデル・欧州仕様車の特徴

Honda
NT1100
欧州仕様・2025年モデル
総排気量:1084cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:820mm
車両重量:238kg(DCTは248kg・DCT ESは249kg)
電子制御サス搭載車(ES)も新たに設定
日本でも発売されているスポーツツアラーのNT1100は、欧州ではとくに好調なセールスを記録している。
2025年モデルはベースであるCRF1100Lアフリカツインと同様の進化を遂げ、待望の電子制御サスペンション搭載モデルが追加になったほか、エンジンの吸排気改良などで低中域のトルクがアップし、扱いやすさに磨きをかけている。
スタイリング面における変更点も多い。ヘッドライトやウインカー、可動式スクリーン、カウル、シートは新たなものになっている。さらに欧州では標準装備となるパニアケースの容量も拡大された。

NT1100 Electronic Suspension
欧州市場では、スタンダードモデルとなるマニュアルトランスミッション車のほか、DCT仕様車、DCT ES仕様車の3機種が設定されている。ボディカラーはそれぞれ「マットウォームアッシュメタリック」「ガンメタルブラックメタリック」「パールホークアイブルー」の3色が用意された。
欧州仕様に次いで国内への導入にも期待が持てそうだ。
ホンダ「NT1100」2025年モデル・欧州仕様車のカラー・人気投票

パールホークアイブルー|NT1100 エレクトリック サスペンション

マットウォームアッシュメタリック|NT1100 エレクトリック サスペンション

ガンメタルブラックメタリック|NT1100 エレクトリック サスペンション
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ホンダ「NT1100」2025年モデル・欧州仕様車の注目ポイント

フロントマスクのデザインも見直され、ウインカーはDRL(デイタイム・ランニング・ライト)との一体型となっている。

スクリーンは5段階・167mm幅で調整が可能。純正パニアケースの容量も拡大され、ツアラーとしてのポテンシャルも高まった。

ショーワ製の電子制御サスペンション、EERAを搭載するグレードも今回から設定された。国内導入にも期待したいアイテムだ。
ホンダ「NT1100」2025年モデル・欧州仕様車の動画・写真
New 2025 NT1100: The New Touring Era | Touring Motorcycle | Honda- YouTube
www.youtube.comホンダ「NT1100」2025年モデル・欧州仕様車の主なスペック・最高速度
全長×全幅×全高 | 2240×860×1340mm |
ホイールベース | 1535mm |
最低地上高 | 175mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 238kg《248》【249】+12kgのパニアケース |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 1084cc |
ボア×ストローク | 92×81.5mm |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 75.0kW/7500rpm |
最大トルク | 112N・m/5500rpm |
燃料タンク容量 | 20.4L |
変速機形式 | 6速リターン【《6速DCT》】 |
キャスター角 | 26.5° |
トレール量 | 108mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ310mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W) |
最高速度 | 200km/h |
まとめ:オートバイ編集部