2023年のジャパンモビリティショーでホンダが公開したコンセプトモデル「SC e:」の市販版がインドネシアで2024年10月9日にお披露目された。その名も「CUV e:(シーユーヴィー イー)」。スポーティで滑らかなモノフォルムの、原付二種相当となるEVコミューターだ。
まとめ:オートバイ編集部

ホンダ「CUV e:」特徴

画像: Honda CUV e: 海外モデル 道路運送車両法上の原付二種に分類 定格出力:4.2kW 原動機種類:交流同期電動機 シート高:761mm 車両重量:117kg/118kg

Honda
CUV e: 
海外モデル

道路運送車両法上の原付二種に分類
定格出力:4.2kW
原動機種類:交流同期電動機
シート高:761mm
車両重量:117kg/118kg


ユーザーの声に応えて生まれた原二EVモデル

インドネシアで発表されたこのCUV e:は、昨年のジャパンモビリティショーで発表されたコンセプトモデル・SC e:の市販版。スタイリングはSC e:のデザインを忠実に再現したもので、プレーンなモノフォルムを採用、近未来的でスッキリとした印象を与えるものとなっている。

原付一種相当のEVコミューター、EM1 e:が登場した際、原付二種モデルを求める声が多かったことからSC e:の開発がスタートしたということもあって、市販版であるこのCUV e:は原付二種相当のEVコミューターとなる。ホンダモバイルパワーパックをシート下に2個搭載、最高出力は8.2PS。最高速度は83km/h、航続距離は80.7kmと発表されている。

現地で発表されたCUV e:は2グレードが用意されており、スタンダードのほかにロードシンクデュオと呼ばれる上級グレードも設定。これは7インチの大型カラーTFTを採用し、スマートフォン連携も可能な仕様。ホンダはこのCUV e:をグローバルモデルと位置付けており、日本でも発売される可能性は高そうだ。

画像: 航続距離は80.7kmで、通勤・通学プラスアルファがベースの想定使用環境。バッテリー交換サービスのガチャコを利用すれば行動半径も広がりそう。

航続距離は80.7kmで、通勤・通学プラスアルファがベースの想定使用環境。バッテリー交換サービスのガチャコを利用すれば行動半径も広がりそう。

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