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トライアンフ「タイガースポーツ660」2025年モデルの特徴
電子制御装備を充実させた新型「タイガースポーツ660」
3気筒エンジンを搭載するトライアンフのアドベンチャーモデル「タイガー」シリーズ。「タイガースポーツ660」は、2021年にデビューしたシリーズ最小排気量モデルとなる。
排気量660ccの水冷DOHC4バルブ並列3気筒エンジンは、最高出力81PS・最大トルク64Nmを発揮。ホイール径は前後17インチで、タイヤはミシュラン「ロード5」を装着。オンロードを主体としたツーリングを楽しみやすいモデルだ。
サスペンションは前後ショーワ製で、Φ41mm倒立フォークと伸側減衰力の調整ができるモノショックの組み合わせ。フロントブレーキにはΦ310mmのダブルディスクを備え、ブレーキキャリパーは前後ともニッシン製のものを装備する。
灯火類はフルLEDで、ヘッドライトのレンズ内にデイタイムランニングライト(DRL)も標準装備。
2025年モデルでは、装備・機能面でのアップデートが図られた。
クルーズコントロールとクイックシフターを新たに標準装備している。またライディングモードは、これまでの「ロード」と「レイン」に加え「スポーツ」を用意。コーナリングABSと最適化されたトラクションコントロールも備わる。
メーターはTFTスクリーンを組み込んだ大型LCDディスプレイ。スマートフォンとのBluetooth接続も可能で、新たにターンバイターンナビゲーション機能も実装している。
ボディカラーは「ルーレットグリーン」「カーニバルレッド」「クリスタルホワイト」「サファイアブラック」の4色が用意された。車両価格はサファイアブラックのみ税込112万5000円、その他の3色は税込113万8000円。日本では2025年2月に発売予定だ。
トライアンフモーターサイクルのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるポール・ストラウド氏は、当モデルの発表にあたって次のようにコメントしている。
「新型Tiger Sport 660は、他のどのミドルウェイト アドベンチャースポーツバイクよりも、性能、多用途性、走る楽しさ、その三つの優れた組み合わせを提供します。2021年のデビュー以来、このモデルはライダーに自信を提供する俊敏でスポーティな走りによって、様々な賞を獲得してきました。実際、お客様からは、このバイクのあまりの性能の高さに、『もっと長距離を快適に走りたい』という声をいただいており、Triumphではどうすればより快適な乗り心地を実現できるかを検討してきました。
そこで私たちは2025年に向け、ライダー重視の最新機能をこのモデルに導入しました。 最適化コーナリングABSとトラクションコントロールを標準装備とし、さらにクルーズコントロールやトライアンフ シフトアシスト(クイックシフター)を装備したこのモデルは、競合モデルとは比較にならないほどの大きな魅力と価値を皆様に提供します。新型Tiger Sport 660は所有時の低ランニングコストとも相まって、総合的に非常に魅力的な購入パッケージを皆様へお届けすることができるでしょう」
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トライアンフ「タイガースポーツ660」2025年モデルの動画・写真
トライアンフ「タイガースポーツ660」2025年モデルの主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2070×835×1315-1400mm |
ホイールベース | 1418mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 207kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 660cc |
ボア×ストローク | 74.0×51.1mm |
圧縮比 | 11.95 |
最高出力 | 81PS(60kW)/10250rpm |
最大トルク | 64N・m/6250rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23.1° |
トレール量 | 97mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R17・180/55R17 |
メーカー希望小売価格 | 112万5000円/113万8000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵