コンパクトで軽快なスポーツネイキッドとして人気のMT-07が大きく進化! 兄貴分のMT-09を思わせるファミリーフェイスを採用、MT-09に導入されたY-AMTを搭載するグレードも登場した。2024年10月に発表された海外仕様車を見ていこう。
まとめ:オートバイ編集部

ヤマハ「MT-07」「MT-07 Y-AMT」欧州仕様・2025年モデルの特徴

画像: YAMAHA MT-07 欧州仕様・2025年モデル 総排気量:689cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:805mm 車両重量:183kg(MT-07 Y-AMTは186kg)

YAMAHA
MT-07
欧州仕様・2025年モデル

総排気量:689cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:805mm
車両重量:183kg(MT-07 Y-AMTは186kg)

Y-AMTだけでなく装備面もアップデート

新型MT-07でもっとも印象的なパートはフロントマスク。新型は兄貴分のMT-09同様の、精悍なフロントマスクを採用。シリーズ共通のイメージを与えるとともに、シャープでモダンなイメージを演出している。

メカニズム面でも大きく進化した。ハイライトは、なんと言っても次世代トランスミッション・Y-AMTの導入。MT-09に初採用された際、ヤマハは「近い将来700ccモデルにも導入」とアナウンスしていたが、早くもそれが実現したわけだ。マニュアルトランスミッションのスタンダードも含む全車にアシスト&スリッパークラッチが新採用されたのも嬉しいポイントと言えよう。

ちなみに、Y-AMTモデルの設定に合わせて、スロットルはついに電子制御のYCC-Tが採用となり、フレームはねじれ剛性を約13%向上させた新作。フロントフォークもΦ41mmの倒立を採用。

ブレーキキャリパーもラジアルマウントとなり、足まわりのグレードが飛躍的に高まっているのも大きな魅力。国内発売が待ち遠しい1台だ。

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