フルサイズのトレールモデルが減少傾向にあるいま、カワサキから登場したKLX230は大注目株。手頃なサイズとパワー、価格で2025年の台風の目となりそうなニューモデルだ。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
カワサキ「KLX230」「KLX230 S」2025年モデルの特徴
気負わずオフを楽しめるジャストサイズの1台
手に余らないサイズと排気量でオフロードライディングを満喫できるトレールモデルのカワサキ「KLX230」。その排気量から気軽に楽しめるトレッキングバイクと思われがちだが、ベースとなっているのはエンデューロマシンのKLX230Rで、このKLXはれっきとした本格トレール。高い走破性でオフを存分に楽しめるキャラクターなのだ。
シート高を抑えたKLX230Sが販売を終了したのが2022年なので、約3年ぶりの復活となるが、今回カワサキはスタンダードのKLX230とシート高の低いKLX230 Sを両方ラインアップ。体格や好みに応じて選べるようになっている。
エンジンは232ccの空冷シングル、フレームはKX230Rをベースとしたスチール製ペリメターで、ベースのKLX230Rと同様のアルミスイングアームを新採用している。もはや新車で買える本格トレールモデルが希少になってしまっている中、新型KLX230シリーズはとてもありがたい存在。60万円を切る価格設定も魅力的だ。
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