カワサキのアッパーミドルクラスのストリートファイター「Z900」がアップデートを受け、2024年10月に海外で発表された。IMUを新採用して進化した電子制御ライディングアシストを装備、充実の進化を遂げて、上級グレードのSEも登場している。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
カワサキ「Z900」「Z900 SE」海外仕様・2025年モデルの特徴
挑発的なスタイルだが実用性もしっかり確保
アッパーミドルクラスにおいて、欧州を中心に人気を博しているストリートファイターのカワサキ・Z900。「Sugomiデザイン」と銘打った、マッシブなフォルムと眼光鋭いフロントマスクで、ライバルが多いこのクラス内にあって強い存在感を示している。
そんなZ900がモデルチェンジされた。もともと先鋭的なスタイリングだが、新型はそれを発展させたイメージで、コンパクトなLED3眼ヘッドライトの挑発的なフロントマスクが見る者にインパクトを与える。
メカニズム面でも熟成が図られ、基本的にエンジンは従来型がベースではあるものの、排出ガス規制のユーロ5+に対応しながらECUのセッティングも変更。パワースペックこそわずかに2PSほど下がったが、燃費は16%も向上しており、ユーザーには嬉しい進化を遂げている。
フレームもネック部分を補強し、シートレールをフラットにすることで剛性バランスと使い勝手の良さを確保。ブレンボ+オーリンズの上級グレード・SEも同時発表された。
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