V4を頂点とするドゥカティ自慢のスーパーバイクシリーズ・パニガーレファミリーにあって、アッパーミドルレンジを担うモデルがパニガーレV2。2024年11月に発表された新型V2とV2Sは、完全新設計のエンジンと車体を持つ意欲作だ。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
ドゥカティ「パニガーレ V2」「パニガーレ V2 S」特徴
全面新設計のエンジンと軽量な車体で走りに期待
パニガーレシリーズではV4に次ぐ弟分となるV2が大胆なフルモデルチェンジを果たして全身進化した。
最大の特徴は新設計エンジンの採用。2012年に1199パニガーレとしてデビューして以来、2気筒モデルのパニガーレは「スーパークアドロ」系のユニットを搭載してきたが、今回は890ccの新設計ユニットを採用。なんと、伝統のデスモドロミック機構を廃し、通常のバルブスプリングを採用し、可変バルブタイミング機構の「IVT」も導入した意欲作で、あわせてこれを搭載する車体も全面新設計。従来型と比較しても、トータルで実に17kgもの軽量化を実現している。
そんな注目の新エンジンのパワーは120PS。パニガーレシリーズのハイスペックを見慣れたライダーには物足りなく感じられるかもしれないが、わずか176kgという軽さの効果で、イタリア・ヴァレルンガサーキットでドゥカティが行なったテストでは、従来型のパニガーレV2と同等のラップタイムをマーク。軽快な走りに期待が高まる1台だ。
ドゥカティ「パニガーレ V2 S」
上級グレードのSはオーリンズ製の前後サスペンションを標準装備し、シングルシートカバーを備えたスポーツ仕様。
ドゥカティ「パニガーレ V2」「パニガーレ V2 S」カラー・人気投票
ボディカラーはV2・V2 Sともに「ドゥカティレッド」1色の設定となる。
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