1992年に登場し、ビッグバイクブームを牽引したCB1000スーパーフォアから実に33年。ビッグバイクの醍醐味を凝縮した「プロジェクトBIG-1」コンセプトは脈々と受け継がれ、ついに2025年、有終の美を飾ることとなった。そんなCB1300シリーズ最終モデルをじっくり紹介しよう。
まとめ:オートバイ編集部
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ホンダ「CB1300」シリーズ・ファイナルエディションの注目ポイント

アナログデザインながら、ギアポジション表示なども備えた多機能メーター。トップブリッジは初代同様シルバー仕上げになる。

表面を段差のない滑らかなものにするため、塗装はグラフィック部分を別塗りする塗分け方式を採用。タンク上には専用ロゴも。

ホワイト/レッドのカラーは初代BIG-1から守り続けてきた伝統のイメージカラー。SFはタンク上のロゴも往年の「HONDA」デカールに。

初代BIG-1の初期型にはブラック/グレーのカラーも設定され、今回スタンダードのファイナルエディションに用意されるグラファイトブラックはそれをオマージュ。

スイングアームはシルバー仕上げ。ゴールドチェーンには「プロジェクトBIG-1」ロゴ入りのコマが使用されている。

シートは滑りにくいバックスキン風表皮を採用、サイドにはレッドのステッチがあしらわれる。SPには標準の装備だが、ファイナルエディションはスタンダードにも用意。
ホンダ「CB1300」シリーズ・ファイナルエディションの主なスペック・燃費・製造国・価格
CB1300SF Final Edition | CB1300SB Final Edition | |
全長×全幅×全高 | 2200×795×1125《1135》mm | 2200×825×1205《1215》mm |
ホイールベース | 1520mm | |
最低地上高 | 130《140》mm | |
シート高 | 780《790》mm | |
車両重量 | 266kg | 272kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 | |
総排気量 | 1284cc | |
ボア×ストローク | 78.0×67.2mm | |
圧縮比 | 9.6 | |
最高出力 | 83kW(113PS)/7750rpm | |
最大トルク | 112N・m(11.4kgf・m)/6250rpm | |
燃料タンク容量 | 21L | |
変速機形式 | 6速リターン | |
キャスター角 | 25°00′ | |
トレール量 | 99mm | |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク | |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) | |
燃料消費率 WMTCモード値 | 17.2km/L(クラス3-2)1名乗車時 | |
製造国 | 日本 | |
メーカー希望小売価格 | 172万7000円 《210万1000円》 | 183万7000円 《221万1000円》 |
まとめ:オートバイ編集部