ライター
<名車列伝> あの時きみは若かった Part03 生まれた時代が早すぎた ターボバイクの時代④
80年代はじめ、突然巻き起こった「ターボ」ブーム。
先鞭をつけたホンダCX500ターボにヤマハXJ650ターボが続き
スズキはGS650Gの空冷4気筒エンジンにターボを搭載。
そして最後の国産ターボは、ひとつ殻を破ってみせたのだった。
最後発のカワサキだけが750cc!?
ホンダ、ヤマハ、スズキと日本の3メーカーから登場したターボ車。その3モデルは、CXが500cc→650cc、XJが650cc、そしてスズキXNが650ccと、当時「中間排気量」と呼ばれたクラスのモデルだった。
900ccのZ1が発売されてから10余年が経ち、カワサキは1300ccモデルすらラインアップしていた80年代初...