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ツーリングシーンに合わせた変幻自在の最先端サスが冴える!『KAWASAKI VERSYS1000 SE』(2019年)
穏やかなパワー特性としなやかな足で走りも寛容
ヴェルシス1000は、Z1000、ニンジャ1000系のエンジン、フレームレイアウトをベースとしたロードアドベンチャースポーツ。
既にそのベースをイメージしづらいほどルックスは異なるが、姿だけでなく、その走りも快適なツアラーとなっている。
同じくオンロード指向の強いヤマハのトレーサーやBMWのS1000XRなどよりパワーフィールが穏やかで、乗り味もどっしり、ゆったりしているのが特徴。大雑把な書き方だが、大らかな快適指向だ。
このヴェルシスの上級グレード・SEにも前後にセミアクティブサスのKECSが入っている。
しかもリアはH2 SX SEプラス...
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前編【KAWASAKI VERSYS-X 250 ABS】250アドベン チャー・ワールド【250 ADVENTURE BEST SELECTION】(2017年)
注目モデルが続々と発表され、大変な盛り上がりを見せている250アドベンチャークラス。ますますヒートアップしているが、各モデルで個性も守備範囲も違っているのも実に興味深い。今回はこの2台に、このクラスの草分け・ツーリングセローを加えた3台を乗り比べながら、それぞれの魅力に迫ってみよう。
もはや250の枠を超えたひとクラス上の走り!
KAWASAKI VERSYS-X 250
最高出力:33PS/11500rpm
最大トルク:2.1㎏-m/10000rpm
価格:62万9640円/68万3640円[TOURER]
発売:2017年3月15日[TOURER]/ 4月15日[STD]
今年になっ...
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「ちょうどいい」サイズとパワーでどこでも楽しめるオールラウンダー【KAWASAKI VERSYS 650 ABS】(2015年)
乗り心地とスポーツ性を絶妙にバランスさせた足回り
排気量もタイプも異なる様々な車種でツーリング的な試乗を行うことも多い僕が、日本の交通環境に合っていると感じるのは400cc以上1000cc未満のネイキッドかアドベンチャーモデル。それ以下の排気量だとエンジンの常用回転数が高くて気ぜわしく、それ以上では車体が大きくて重いからだ。
ヴェルシス650はそうした僕の好みに合ったオンロードツーリング指向のミドルツアラー。試乗したのは個性的だったフェイスデザインがニンジャ系と同じシャープなものになった2015年型だ。
パワーユニットはニンジャ650やER-6nと同じ並列2気筒。ニンジャやERはマニア好...
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VERSYS-X 250 TOURERがカラーチェンジ!
2色展開でグラフィックのデザインはそれぞれ異なる!
アドベンチャースタイルにサイドケースを標準装備とし排気量を超えた存在感を放つ、カワサキVERSYS-X 250 TOURERに新色が発表された。
2019年モデルは、「メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック」と「メタリックムーンダストグレー×メタリックフラットスパークブラック」の2色展開となる。
カラー&グラフィック以外に主な変更点はない。
メーカー希望小売価格はいずれも68万9,040円(消費税8%込み)、2019年1月15日(月)発売予定。
VERSYS-X 250 TOURER メタリックスパークブラック×...
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【KAWASAKI VERSYS-X250 TOURER】専用色登場で魅力を増した本格250アドベンチャー!【試乗インプレ】(2017年)
人気の高さもうなずける完成度の高さとお得な価格
ニンジャ250ベースの、オンロード指向のアドベンチャーがヴェルシスーX250。さらに、左右のパニアケース、エンジンガード、ハンドガード、センタースタンド、DC電源ソケットを標準装備するのが「ツアラー」だが、ともに予想以上の人気で17年モデルはたちまち完売。今回はABSが標準装備された18年型のツアラーに試乗した。
ベースであるニンジャ250の面影が残るのは並列2気筒のエンジン程度。19インチのフロントホイールや、ストロークの長い前後サスペンション、大きめのアッパーカウルによってアドベンチャーモデルらしい堂々としたルックスを誇る。もちろん、ラ...