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ワークス同等のアルミフレーム限定500台の“R”!『SUZUKI GSX-R750R』【名車図鑑】
レースのために造ったエンジン初代と同じボアストローク比に
1988年のフルモデルチェンジで2代目となったGSX‐R750。
外装のデザインが変わっただけでなく、前後17インチ、放熱量を大きく向上したオイルクーラー、4in2マフラーなどを採用。
エンジンはオイルの流速を20%向上し、ショートストローク化、ホイールベースは50㎜も短くなり、ほぼレーサーと同等のフレームを投入するなど、まさに全面刷新となった。
その翌年に500台限定で登場したのが、GSX‐R750Rだ。
当時ホンダからはRC30、ヤマハからはOW01が発売されており、それに続くTTF1ワークスレーサーと同等のスペックや共通部品...
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【名車図鑑】初めて100万円超えの国産車は市販車初の乾式クラッチを採用『SUZUKI GSX-R750R(1985年)』
レーサーフォルムに彩られ人気と実力を表現した1台
1985年3月にSACSを初採用した油冷エンジンを搭載したGSX‐R750がデビュー。
77馬力のハイパワーに乾燥重量179㎏という軽量の組み合わせでユーザーの心を掴み、その3月~12月の販売台数は5784台と国内二輪750㏄クラスでベストセラーとなった。
その翌年、ルマン24時間耐久レース優勝や、全日本選手権F1クラスチャンピオンなど、輝かしい実績を記念し、GSX‐R750のレース仕様車の先進技術を盛り込んだGSX‐R750Rが500台限定で登場。
ヨシムラカラーの外観やFRP製テールカウル一体型シングルシートだけでも見た目にも完成度の...