ライター
エンジンが主役!開発コンセプトは『鼓動』! 初代MTシリーズの元祖「MT-01」
MT-25、MT-03、MT-07、MT-09、そしてMT-10と現在5モデルをラインナップしているヤマハのMTシリーズは、このMT-01から始まった。
大きな特徴は、同社のクルーザー、XV1700ロードスターに使われた空冷OHV4バルブVツインエンジンを使ってロードスポーツを作ったことにある。排気量は1670cc、1 気筒あたり835ccだと考えると、大きなエンジンが大部分を占める見た目の存在感だけでなく、そのトルクと走りに大いに興味がわくはずだ。
日本国内で最初にお目見えしたのは参考出品された1999年の東京モーターショーだった。このプロトタイプは、エンジン、リアサスペンションの仕組...