ホンダ「CB250R」〈ロングラン研究所 2019 BEST selection〉伊藤真一がツーリングで検証！

Honda CB250R／「これぞホンダ！」まとまり感のあるハンドリング

旧型のCB250Rはフロントフォークがスコスコっと沈んで、前輪にかかった荷重によるグリップ感がちょっと遅れて、ベターっとしたリア側のグリップ感に伝わるフィーリングでした。

一方、新型はフロントフォークのセッティングが変わって圧側の減衰が上がり、イニシャルもちょっと強く掛かっていますね。そしてユニットが変わったリア側は、跨ったときの1Gでストンと沈み込み、コツコツと路面からの突き上げを拾うようなフィーリングになっています。

旧型のように、サスの動きやグリップ感も別々という感じではなく、前後のサスがバランス良く動いている感じです。

現行のCB400SFのように「これぞホンダ！」というようなまとまり感のあるハンドリングになっています。タンデムでも1人乗りのときと印象は変わらなくて驚きましたね。

撮影：松川 忍／タンデムモデル：大関さおり／まとめ：宮崎健太郎

ホンダ「CB250R」〈ロングラン研究所 2019 BEST selection〉写真をまとめて見る！4

ホンダ CB250Rの主なスペックと価格

全長×全幅×全高：2020×805×1045㎜
ホイールベース：1355㎜
シート高：795㎜
車両重量：144kg
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量：249cc
ボア×ストローク：76.0×55.0㎜
圧縮比：10.7
最高出力：27PS/9000rpm
最大トルク：2.3kg-m/8000rpm
燃料タンク容量：10L
キャスター角：24゜44′
トレール量：93㎜
タイヤサイズ：110/70R17・150/60R17
ブレーキ形式：ディスク・ディスク
メーカー希望小売価格（消費税10％込）：56万4300円

ホンダ 公式サイト

CB250R 車種カタログ

軽快さとダイナミックな造形美を兼ね備えた、走りの楽しさを味わうスポーツネイキッドバイク｢CB250R｣

www.honda.co.jp

伊藤真一さんのフル・インプレッション記事はこちらです！

伊藤真一がマイナーチェンジした新型CB250Rに試乗！『HONDA CB250R』（2019年） - webオートバイ

伊藤真一さんにホンダのオートバイを思う存分乗り尽くしてもらい、新しい魅力を発見するロングラン研究所。今回は、2019年の4月にマイナーチェンジされた新型CB250Rに試乗！ 一体どこがリニューアルされたのか？

www.autoby.jp

おすすめ関連記事

ホンダCB250Rを簡単解説！ マイナーチェンジを遂げた2019年モデルは、足つき性向上＆高性能ABSを標準装備 - webオートバイ

ネオスポーツカフェシリーズの中核モデルとして人気の新世代スポーツCB、CB250Rが進化した。サスペンションの見直しで足つき性を向上、IMU付きのABSも標準装備して、魅力を大きく高めたアップデートを敢行している。早速気になるその内容を見てみよう。

www.autoby.jp

カタログ数値以上に足つきが良くなっている！『HONDA CB250R』（2019年） #試乗インプレ - webオートバイ

スポーティな走りが光る「ネオ・スポーツ・カフェ」シリーズの中堅モデル、CB250Rが使い勝手を一層向上させてモデルチェンジ。足回りの変更で足つき性を向上、ABSも標準装備として扱いやすさを充実。早速その効果のほどを試乗チェックしていきます！

www.autoby.jp

ホンダ「CB125R」試乗インプレッション！ クラスを超えた設計＆装備でスポーツ走行も楽しめる原付二種 - webオートバイ

「ネオスポーツカフェ」コンセプトを掲げて登場した新世代スポーツCBシリーズの末弟となるのがこのCB125R。堂々たるフルサイズボディに、ひとクラス上の装備を携えた注目の1台の実力を試乗検証してみよう！

www.autoby.jp

月刊『オートバイ』では毎号、伊藤真一さんのインプレをお楽しみいただけます。

オートバイ 2019年12月号 [雑誌]

posted with amazlet at 19.11.20

モーターマガジン社 (2019-11-01)

Amazon.co.jpで詳細を見る