完結30周年を迎えた不朽の名作『あいつとララバイ』(楠みちはる)。その作中で登場するオートバイを紹介していきます。
©楠みちはる/講談社 ※全ての写真及び記事の無断転載を硬く禁じます。
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第12回/スターダストブラザーズのカワサキ「GPZ900R」
研二&Z2の国内ラストバトルの相手はスターダストブラザーズ&GPZ900R。908㏄という排気量は、カワサキが第二のZ1を開発しようとした熱意の現れだ。
このニンジャもZ1に劣らず世界中で大人気となり、「最速カワサキ」の称号を奪還した記念碑的モデルである。
湘南のスターダストブラザーズこと、カズ&アキの駆るGPZ900R。
「第二のZ1」を生み出すべく開発された意欲作で、最高速250.00km/h、ゼロヨン10秒559というデータにも現れているように、Z2とは隔世の感のある世界最速のマシンであった。
カズ&アキのニンジャはセパハンにバックステップ、4in1の集合菅に加えて、スタビライザーを装着してリアブレーキをフローティングタイプに変更。
外装では、フロントウインカーを埋め込みのエアロタイプ、フロントフェンダーとフォークを変更してリアフェンダーとアンダーカウルをレスとしている。
最初のバトルで、研二は友美を後ろに乗せていたタンデムであったとはいえ、余裕でブッ千切られてしまう。
(次回はブルースのカワサキZ1000MkⅡを解説します。お楽しみに!)
過去の回はこちらからご覧いただけます。
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