排気量アップ&新フレーム、全5モデルをラインナップ
個性的なスタイルと独特な並列3気筒エンジンが魅力のミドルアドベンチャーツアラーとして、2010年の登場以来親しまれてきたトライアンフ・タイガー800だが、2020年モデルでついにフルモデルチェンジ。タイガー900へと生まれ変わることが2019年の12月に発表された。
タイガー800はデビューからフレームやエンジンが基本的に受け継がれてきた。しかしタイガー900では、エンジン排気量を888㏄にまでアップして力強さを増すと同時に最新排ガス規制のユーロ5もクリア。
フレームも新設計で、スタイリングもアグレッシブさをプラス。IMUを活かした最新のABSやトラクションコントロールも備えるなど機能面も進化した。
スタンダードなタイガー900の他に、オフロード重視のラリー、ツーリング重視のGTの合計3タイプが用意され、GTとラリーには上級版のプロも設定されている。
まとめ:月刊オートバイ編集部
タイガー900の走行映像 33秒
トライアンフ TIGER900 GT PROの主なスペック
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量:888㏄
最高出力:95.2PS/8750rpm
最大トルク:8.9㎏-m/7250rpm
シート高:810-830㎜
車両重量:198㎏
燃料タンク容量:20L
タイヤサイズ:100/90-19・150/70R17